「チュートリアル」の徳井義実が『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』の日本語吹き替え版で声優を務めることになり、2月2日(月)にアフレコの模様が公開された。ここで、徳井さんは映画に登場する個性的なキャラクターを自らのイラストで紹介することになったが…。夜の博物館で警備員と動き出す展示品たちが巻き起こすめくるめく大騒動を描く人気シリーズの第3弾にして完結編。今回はニューヨークを飛び出し、ロンドンの大英博物館が舞台となる。徳井さんが吹き替えを務めるのは、映画の中でも登場シーンも多く、重要な役割を果たしことになる中世の騎士・ランスロット。「最初に話を聞いたときはちょこっとチョイ役で喋るかと思ってたけど、こんなにガッチリとセリフがあるとはびっくりした」と明かすが、徳井さんの吹き替えの腕前は、配給会社の人間がプロの声優の声と間違えたというくらいかなりハイレベルなものだったという。徳井さんは「最初は探り探りでしたけど、最後はランスロットが中に入ってきたね。ランスロットに喋らされた感じで、後半は台本見てないし立ってただけだから」と自信満々に豪語する。司会者からのランスロット役についての「男前でコミカルなところが徳井さんにピッタリ」というヨイショに「そういうことになりますね、図らずも」と全く否定せずにうなずき、オリジナル版でランスロットを演じたダン・スティーヴンスの写真を見て「第一印象で似てると思った」と断言。スティーヴンスからは徳井さんに映像メッセージが届いたが、徳井さんは「あぁ、ダンから?」とファーストネームで呼び捨てする余裕を見せ、公開アフレコも自信満々にこなした。しかし、多様で個性的なキャラクターを“画伯”と称される徳井さんの画力で表現してほしいという指令を受けると余裕綽々の流れは一変! 博物館に展示されている恐竜・トリケラトプスの骨格標本、スフィンクス、モアイ像というお題にそれぞれ、応じるも何とも個性的過ぎるイラストで報道陣の爆笑を誘う。トリケラトプスの骨格は、居酒屋のホッケのひらきのようだと称され、スフィンクスにはまゆ毛があり、モアイ像はまゆ毛に加えて、存在しないはずの下半身があり、そこには丁寧に乳首まで描かれており、迷画伯っぷりを存分に発揮! 「一生懸命描いているのに出すと笑われるんですよ…」と苦笑を浮かべていた。なお、このイラストは映画公式サイトに掲載されるほか、映画館にも展示される予定とのことで「映画のイメージダウンにならなければいいですけど…」と首をひねっていた。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は3月20日(金)よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開。