インド・ニューデリーから南西へ570km進んだ場所にある、アジア最大級の城砦「チッタウルガル」は、東京ドーム42個分の広大な敷地に、7つの寺院と10の宮殿、さらに無数の貯水池を備えているため水の砦とも呼ばれている。2013年に世界遺産に登録されたインド・ラジャスタンの丘陵城砦群のひとつだが、日本人にはあまり知られていない。なぜラジャスタンの砂漠地帯に、巨大な砦が築かれたのか? 彼らが築いたヒンドゥー教を主体にした独自の文化とは何か? 巨大な砦はなぜある日、忽然と陥落したのか? 知られざるインドの巨大遺跡の謎に中田あすみが迫る。
また、前川泰之が古代ローマの円形闘技場「コロッセオ」をリポート。コロッセオでは軍艦を浮かべた海戦も行われたという。それを可能にしたのが、ローマの「水道」技術。ローマの繁栄を支えた「水道」、ローマの人々が集う「共同浴場」について、「テルマエ・ロマエ」の作者・ヤマザキマリが熱く語る。
■『古代文明ミステリー たけしの新・世界七不思議大百科 第2巻』
2015年1月7日(水)21:00~23:18(テレビ東京系列)
【MC】ビートたけし
【パネラー】吉村作治、荒俣宏、栗山千明
【進行】松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)
【リポーター】
<ローマ、ベルリン>前川泰之
<インド>中田あすみ
【VTR出演】
ヤマザキマリ(テルマエ・ロマエ作者)