レベルファイブが手がけるゲームを原作に、アニメ・漫画・玩具で日本に一大ブームを巻き起こしている「妖怪ウォッチ」。先週末(12月20日)からは本シリーズの映画化作品『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』が公開されたが、なんと公開から2日間で興行収入16億円も稼ぎ出し、東宝史上No.1の新記録を打ち立てた。今年の「日経トレンディ」(日経BP社)が発表した「2014年ヒット商品ベスト30」で2位に輝いた「妖怪ウォッチ」。あれよあれよという間に、今年を代表するビッグコンテンツと成長し、子ども向けコンテンツながら大人ファンまで登場するほどの人気となった。映画版では、志村けん、片岡愛之助、島崎遥香(AKB48)をゲスト声優に招き、ケータとジバニャンに、ウィスパー、フユニャンたちが妖怪ウォッチを取り戻すため、60年前の過去の世界にタイムスリップするーーというSF調の物語が展開する。本作は公開前からすでに東宝内でその人気ぶりを発揮しており、劇場前売券販売枚数(7月19日発売開始)が公開1週前の時点で100万枚を突破し、最終着地は1,140,433枚という東宝映画史上・最高枚数を記録。そして、12月20日から全国408スクリーンで公開初日を迎え、翌21日を合わせた週末興行は観客動員数1,484,916人、興行収入1,628,893,000円という驚異的な成績を収めた。東宝によるパソコンと携帯電話を使ったWEB初日アンケートによると、客層は男女比は51:49となりほぼ半数ずつ。年齢別では、小学1~3年生が26,1%、0歳児~幼稚園・保育園児が14,4%、小学4~6年生が8,7%。親世代で見てみると、30代が28,5%、40~50代が16,1%という結果。やはりファミリー層からの絶大な人気となっていることが分かる。さらに、2015年12月に早くも公開が決定しているシリーズ第2弾について「見たいですか?」という質問には、95.5%が「見たい」と答えておりまだまだ“妖怪人気”は続きそうだ。『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』は全国にて公開中。