『インターステラー』の好演で注目を集めるアン・ハサウェイが『プラダを着た悪魔』のスタッフとともに主演と製作を務めたN.Y.発のラブストーリー『Song One』(原題)が、『ブルックリンの恋人たち』として2015年3月13日(金)より日本公開されることが決定。その予告編映像と、アンから自身初のプロデュース業に進出したきっかけについてコメントも到着した。モロッコで人類学の博士号を目指すフラニー(アン・ハサウェイ)は、ミュージシャン志望の弟のヘンリー(ベン・ローゼンフィールド)が交通事故で昏睡状態に陥ったという知らせを受け、急きょ家族が暮らすN.Y.へと戻ってくる。大学を辞めてミュージシャンになると言った弟に反対し、大喧嘩になって以来、疎遠となっていたフラニーは、弟の意識が戻る可能性は低いと医者に聞かされ、動揺する。自分がいままで弟のことを何も知らないでいたことを悔やみ、彼が何を感じてきたかを知ろうと、フラニーは弟の日記を手に、バイトをしていたギター店、ガールフレンドと一緒に行った食堂、ライブハウスなど足跡をたどっていく。ある日、ライブハウスで、彼が憧れるミュージシャンのジェームス(ジョニー・フリン)と出会ったフラニー。やがて、音楽を通して互いに惹かれ合っていくが――。『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞「助演女優賞」に輝いたアンが、脚本に惚れ込み、主演だけでなく初のプロデュースも務めた本作。音楽を通して予期せぬ出来事から偶然に出会ったふたりの、7日間という“期限付き”の恋を切なく描き、アンはその可憐な歌声を本作でも披露する。メガホンを取ったのは、『プラダを着た悪魔』で監督アシスタントを務めていたケイト・バーカー=フロイランド。自ら書き上げた脚本を、アカデミー賞「主演女優賞」ノミネートをアンにもたらした『レイチェルの結婚』のジョナサン・デミ監督に送り、そこからアンを始め強力な製作者たちが集って初の監督作が実現した。アンの相手役は、英国出身の若きシンガーソングライター、ジョニー・フリンが務めている。「もともと製作に興味があった」というアンは、「ジョナサン・デミにそのことを打ち明けたんです。そのとき、彼がちょうど手掛けようとしていたこの脚本をこっそり見せてくれて、このラブストーリーと私を引き会わせてくれたんです。脚本はとても美しくて、すぐに夢中になりましたし、音楽を書き下ろしてくれるのにぴったりなミュージシャンも、きっと見つけ出せるって思いました。この作品こそ、私が本当にやりたいことなんだって確信しました。私にとって、『ブルックリンの恋人たち』はとても特別な作品であり、出会いです」とコメント、並々ならぬ思い入れを見せている。アンをハリウッドを代表するスター女優に押し上げた『プラダを着た悪魔』から9年。今度は、新たなラブストーリーがN.Y.から生まれることになりそうだ。『ブルックリンの恋人たち』は2015年3月13日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。
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