マイリー・サイラスが3日(現地時間)、ステージ上でマリファナを吸った。マイアミのローリーホテルでシルバーのカツラを身に着け、自身のショー「アート・バーゼル」を行っていたマイリーは、ニップレスを剥がし、恋人のパトリック・シュワルツェネッガーとオーガナイザーのトミー・ヒルフィガーを含む観衆に向けて、この日は自身の通常のルールを破ると伝えた。「いつもは、マリファナを吸わないし、お酒も飲まないわ。まあ、嘘だけどね…いつもは、公演している期間は、マリファナを吸わないし、お酒も飲まない、でも、マイアミでは大丈夫っていう気がするの」。ほとんどが「レッド・ツェッペリン」、ジョニー・キャッシュなどのアーティストのカバー曲で構成されたそのショーで、マイリーは4月に愛犬のフロイドの死の後は自身が「暗い場所」にいて、その死がいままで自身がしてきたことがどれだけ無意味なことであるかを「分からせてくれた」と話した。友人の亡くなった猫が話しかけているという自身の夢から着想を得たという曲「トゥインクル」を披露する前には「今年は常に試されたわ。だから、アートを始めたの」と話した。マイリーはその後、「ザ・フレーミング・リップス」のフロントマンであるウェイン・コインを壇上に迎え、大きな虹のような格好をした2人は、そのほかサメ、大きなマッシュルーム、シルバーリボンをつけたペニス型のような格好をした人々と共に、「ビートルズ」の「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」を披露した。そして、マイリーは上着を脱いでニップレスを剥がし、偽物の5ドル札が自身の顔から観客へ落ちるという演出を行い、ステージを去る際には大きなシルバーの風船が舞うという終焉となった。(C) BANG Media International