アナ・ウィンターが2014ブリティッシュ・ファッション・アワードで功労賞を受賞することになった。来月1日(現地時間)にロンドンのコロシアムで開かれる同式典で、米「VOGUE」誌とコンデナストのアーティスティック・ディレクターを務めるアナはそのファッション界への貢献を称えられ、同賞を受賞することになった。英国ファッション協会のナタリー・マスネ氏は「アナ・ウィンターは世界でも最も素晴らしく、創造性のあるデザイナーたちのキャリアを手助けし、育て、アドバイスをしてきました。アナのリーダーシップからヒントを得て影響されなかったファッション界の者はいないでしょう」「英国から最も成功した1人として、ロンドンでアナ・ウィンターの功労を称えたいと思います」と語った。アナは1970年にロンドンの「Harper's &QUEEN」誌で働き、その後米「VOGUE」誌に従事するためにアメリカへ渡り、1988年以来今まで同誌の編集長を務めている。バーバリーのクリエイティブ・ディレクター兼CEOであるクリストファー・ベイリーも、アナのことを称えている。「アナはたとえそれが駆け出しであろうと有名であろうと、ファッションの一部、文学、舞台、映画、政治、スポーツ、慈善活動であろうとも、世界中のクリエイティブな才能を育み、支援するためにたくさんの彼女の時間を捧げました」「すべての世界的な産業へ向けたアナの貢献は、彼女の熱意と生来持つ気前の良さの産物です」。また、デザイナーのクリストファー・ケインも「アナ・ウィンターは畏敬の念を起こさせる人物です。その献身ぶりとファッション界への情熱、労働倫理、そして若い才能へ対する確固とした支援は本当に独自のものです」「僕のことを初期のころからずっと信じてくれているので、アナにはたくさんの借りがあります。過去10年間に渡るアナからの忠実なサポートとその友人としての関係なしでは、今の僕は存在しないと思います」とアナを称賛している。そんなブリティッシュ・ファッション・アワードの昨年度の功労賞は、テリーとトリシア・ジョーンズが手にしている。(C) BANG Media International