中井貴一を主演に迎え、「とんび」「あすなろ三三七拍子」などで知られる作家・重松清の新作小説を映画化した『アゲイン 28年目の甲子園』。本作の主題歌には、浜田省吾が10年ぶり書き下ろした新曲「夢のつづき」が起用されているが、このほどその楽曲が一部収められた予告編映像が解禁された。46歳の坂町晴彦(中井貴一)のもとに、ある日、高校時代ともに甲子園を目指した野球部のチームメイトの娘・美枝(波瑠)が訪ねてくる。美枝は、東日本大震災で亡くなった父の遺品の中から、毎年出さずにしまい込まれていた27年分の年賀状の束を坂町に差し出すのだが――。全国の高校野球部のOB・OGが、世代・性別・甲子園出場経験の有無、元プロ・アマチュアなど様々な壁を超えて出身校別にチームを作り、再び甲子園を目指して競い合う大会「マスターズ甲子園」を舞台に、不器用な大人たちの姿を描く本作。野球部の元キャプテン・晴彦役の中井さんを始め、柳葉敏郎、和久井映見、西岡徳馬らが不器用な大人たちを演じている。今回到着した映像では、突然もちかけられた大会への誘いに、28年前の高校3年生の夏に起こった“ある事件”での苦い思い出と、一心不乱に走り続けた青春の熱い想いが去来する坂町の姿が収められている。「我々にとって、あの夏はまだ終わってないんです」と語る坂町の言葉に込められた思いとは?また、マスターズ甲子園のテーマソングを提供し、自身も元高校球児だったという浜田省吾が書き下ろした10年ぶりの新曲「夢のつづき」は、甲子園球場と神戸大学での撮影現場も訪れ、本作に優しく寄り添うような心地よいメロディが胸を打つ仕上がりとなっている。『アゲイン 28年目の甲子園』は2015年1月17日(土)より全国にて公開。