原作者 藤子・F・不二雄生誕80周年記念の本年、「ドラえもん」史上初の試みとなる3DCGで映画化された『STAND BY ME ドラえもん』。映画界の夏休み興行も終盤に差し迫る中、本作が興行収入50億円を突破したことが明らかとなった。少し昔の東京郊外、10歳になった少年・のび太が暮らしていた。そこに22世紀からタイムマシンで4世代後の子孫・セワシくんと、ポケットからひみつ道具を出して助けてくれる22世紀の世話係ネコ型ロボット・ドラえもんがやってくる。セワシくんは自分の世代までのび太がつくった借金に苦しんでいるといい、その悲惨な未来を変えるために、のび太を幸せにするためドラえもんをお世話係として連れてきたのだが――。公開20日目となる8月27日時点で、観客動員数は3,817,074人、興行収入は5,043,058,900円と1か月足らずで大台を突破。ここまで公開から週末興行成績で3週連続1位を獲得し、その記録は今もって更新中だ。劇場では本作を観て号泣する“ドラ泣き”が続出しており、大人世代からの支持がこの夏休み興行に大きく影響しているようで、本作は今夏の邦画No,1作品となっている。『STAND BY ME ドラえもん』は全国東宝系にて公開中。