前作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』を世界各国で大きく上回る成績を受け、日本でも9月13日(土)、14 (日)、15(祝・月)で先行上映も決定した『猿の惑星:新世紀(ライジング)』。このほど、共存か決戦という、猿と人類の存亡を駆けた闘いを描く本作の特別映像が到着した。人間に育てられた猿のシーザー(アンディ・サーキス)が、仲間を率いて反乱を起こしてから10年後が舞台となる本作。猿たちは、より勢力を拡大し、手話と言語を操りながら森の奥に文明的なコロニーを築いていた…。前作では猿のシーザーの視点で描かれたドラマが話題を呼んだが、今回到着した本作の特別映像では、猿と人類、それぞれが家族愛や平和を願うエモーショナルに深みを増したストーリーが展開されていく。知性あふれる指導者であり、妻を持ち、父親にもなったシーザー。ある日、人間たちが彼らの森に足を踏み入れたことがきっかけで、家族と仲間を守るための複雑な葛藤に直面する。一方、猿ウイルスから生き残った人間の側にも切実な事情があり、穏健派のマルコム(ジェイソン・クラーク)を中心とする人間たちは、平和的な共存を望みながらも思いがけない運命を辿ることになってしまう。やがて、誰も予想しえない敵対者との死闘が繰り広げられるクライマックスには、“猿”や“人類”という種の枠を越え、ただ“守りたいもののため”という凄みと切なさが込められているかのよう。さらに、究極の苦難にさらされたシーザーには、リーダーとしての資質とプライドを試される驚愕の展開が待ち受けているという。前作に引き続きシーザーを演じたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役などで名高いモーション・キャプチャーの第一人者、アンディ・サーキス。本作について、「壮大な世界観を描く超大作であると同時に、映画には欠かせない優しさや思いやり、感情の動きがしっかりと描かれている。大規模な超大作でありながら、マット・リーヴス監督は見事にキャラクターの感情を引き出した。猿のシーザーに共感できるところが非常に多いことに、観る人は驚くと思うよ」と明かす。そして、「シーザーは人間の愛情をたっぷり注がれて育った猿だから、人間を心から憎んでいるわけではない。しかし、そのことをほかの猿たちに知らせることができずに苦しんでいる」と、シーザーの葛藤についても明かすサーキス。前作で、ジェームズ・フランコが演じたウィルとシーザーの父子のような絆を巡るエピソードが、意外な形で盛り込まれているシーンにも注目だ。『猿の惑星:新世紀(ライジング)』は9月19日(金)より全国にて2D/3D公開。9月13日(土)、14日 (日)、15日(祝・月)、2D先行上映。(※一部劇場除く)