製作にはレオナルド・ディカプリオとリドリー・スコットが名を連ね、オスカー俳優クリスチャン・ベイルなど、ハリウッドのビッグネームたちが出演するアメリカン・クライムドラマ『ファーナス/訣別の朝』(9月27日公開)。このほど、「おじさん図鑑」(小学館)で知られるイラストレーター、なかむらるみが描き起こした、6人の“おじさんたち”のイラストが到着した!ペンシルベニアの田舎町ブラドックは、常にファーナス(=溶鉱炉)から昇る白煙が立ち込めている。この町で生まれ育ったラッセル(クリスチャン・ベイル)は、年老いた父親(サム・シェパード)の面倒を見ながら製鉄所で働いていた。イラク戦争で心に傷を受けて帰還した弟ロドニー(ケイシー・アフレック)は心配しながらも、恋人リナ(ゾーイ・サルダナ)とささやかな幸せを感じる日々。しかしある夜を境に、彼の運命は闇の底へと転がり落ちていく…。主人公ラッセルを演じるのは、クリスチャン・ベイル。スティーブン・スピルバーグの『太陽の帝国』(1987年)で映画デビューを果たし、『アメリカン・サイコ』のエリート殺人鬼、クリストファー・ノーランの『ダークナイト』シリーズのバットマン/ジョン・ウェイン、『ターミネーター4』のジョン・コナー、そして『ザ・ファイター』では、約30キロ減量して実在の麻薬依存症の元ボクサーを演じ、見事にアカデミー賞を獲得した超演技派だ。そして本作のほかの出演者も、『ハンガー・ゲーム』シリーズのウディ・ハレルソン、『インターステラー』のケイシー・アフレック、『大統領の執事の涙』のフォレスト・ウィテカー、『グランド・ブタペスト・ホテル』のウィレム・デフォー、『MUD-マッド-』のサム・シェパードと、クセのある名優ばかり。劇中では、激しい戦いを繰り広げる激渋な彼らだが、なかむらさんのイラストでは、映画とはひと味違い、親近感が沸く(?)キャラクターとして描かれている。なかむらさんは「画面から男の汗が飛んできそうなほど、男臭い映画です。わたしがかいてイメージを壊してしまわないか少しひるみました。個性がそれぞれ熱くておもしろかったのでそのあたりをネーミングにこめました」と解説。そのネーミングとはこちら。クリスチャン・ベール:訣別するおじさんウディ・ハレルソン:育ちの悪いおじさんケイシー・アフレック:オレはまだおじさんではないフォレスト・ウィテカー:読みが甘かったおじさんサム・シェパード:癒してくれるおじさんおじさんを描かせたら右に出るものナシの“おじさんのプロ”ともいえるなかむらさんさえ、圧倒してしまう6人の男たち。年輪を感じさせる彼らの男らしさみなぎる激突を、ぜひ劇場で体験あれ。『ファーナス/訣別の朝』は9月27日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
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