歌手で女優の神田沙也加が7月4日(金)、都内で行われた舞台「ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~」の製作会見に出席した。“超高校級ギャル”江ノ島盾子を演じる神田さんは「ギャル役は初めて。テンションが上がります」と意欲満々だった。累計60万本以上の売上げを誇り、昨年にはTVアニメ化もされた大ヒットゲーム「ダンガンロンパ」を舞台化。あらゆる分野の“超一流高校生”を集める政府公認の特権的な学園私立希望ヶ峰学園を舞台に、入学してきた15名の超高校級生徒たちが次々に起こる殺人事件を、“学級裁判”で解決していく学園ミステリー・アクションだ。もともと神田さんは、このゲームの大ファンだといい「もし私が参加させていただけるなら、舞台だと思っていたので、実は誰よりも(舞台化を)心待ちにしていました」と大喜び。「ビジュアルも派手だし、久しぶりに制服を着られるのも楽しみ。大好きなキャラクターなので、見た目はもちろん、声やいろんな角度で似せていきたい」と抱負を語った。会見には神田さんを始め、主演の本郷奏多、岡本玲、小澤亮太、大沢ひかる、八神蓮、高木万平、松風雅也、藤江れいな(NMB48)、石田晴香(AKB48)、奥仲麻琴(PASSPO☆)、宮下雄也(RUN&GUN)、池端レイナ、大島なぎさ、山口ゆきえ(カーニバル)、演出も手がける石田明(NON STYLE)、シナリオ監修の小高和剛が勢ぞろい。“超高校級の幸運”の持ち主である主人公・苗木誠を演じる本郷さんは「僕自身、大好きなゲームですし、ファンがたくさんいらっしゃるので、みなさんを納得させる舞台にしたい。自分で考える要素が強いゲームなので、こちらのペースでお客さんを置いてきぼりにせず、終わるまで心をつかんでいたい」とファン目線で気合いのコメント。石田さんは初めて、商業舞台の演出を務めることになり、「僕なりの舞台の経験を踏まえて、いい意味で期待を裏切る作品にしたい。普段の漫才もハイスピードなので、論破し合うシーンで活かせれば」と意気込んだ。石田さんは“超高校級の占い師”葉隠康比呂役としても出演する予定だ。舞台「ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~」は10月29日(水)~11月3日(月・祝)まで日本青年館・大ホールにて上演。