新しい知識との出会いはいつも刺激的。あなたの知性を鍛える、スリリングな時間を届ける番組『白熱教室』(NHK Eテレ)。今回は『宇宙白熱教室』を4回にわたって学ぶ。現代宇宙物理学の入門編からはじめ、やがて最先端の魅惑的な宇宙ミステリーツアーへと案内する。アリゾナ州立大学にて、宇宙から生命、人類までの起源を探る「起源プロジェクト」創設し率いる気鋭の物理学者であるローレンス・M・クラウス教授。1995年に「宇宙の真空のエネルギーは非常に小さいがゼロではない」という奇想天外な仮説を提出。当初無視されたその説は、その後の「宇宙の平坦性の発見」、「ダークマターの発見」、「ダークエネルギーの発見」など、科学史上のエポックメイキングとなる数々の発見で裏付けられ、世界でも最も注目される物理学者の一人となった。6月20日(金)は第1回「入門編(1)宇宙のスケールを体感する~空間・時間・物質~」(仮)を放送。宇宙がどのようにして生まれ、今後は一体どうなるのか? その理解はこのわずか20年間で飛躍的に進歩し、過去の1000年間の進歩より驚くほど劇的なものだった。それを理解するためには第一に、宇宙物理学の基礎言語、空間・時間・物質の3つを理解し、宇宙のスケールを体感することが肝心だ。例えば空間。私たちにとってなじみ深い1メートル程度のスケールから、10倍、また10倍と大きなスケールに飛躍しながら宇宙を眺めて見ると、地球、太陽系、銀河系、宇宙の大規模構造と、次々と未知の世界が現れる。逆に10分の1の世界へと次々と入り込むと、原子、原子核、素粒子のミクロの世界へと続く不思議なルートが現れる。気が遠くなるほどの目くるめく宇宙への大冒険ツアーへ招待する!■『宇宙白熱教室』第1回「入門編(1)宇宙のスケールを体感する」2014年6月20日(金)23:00~23:54(NHK Eテレ)