映画『呪怨 -終わりの始まり-』の女子高生試写会が6月17日(火)に行われ、モデル・女優のトリンドル玲奈と、リアリティ番組「テラスハウス」で人気急上昇中の宮城大樹が出席し、舞台挨拶を行なった。これまで『催眠』『感染』『シャッター』と数々のホラー映画を手がけてきた落合正幸が監督を務める伝説的シリーズの最新作。小学3年生のクラスの担任を急遽、受け持つことになった結衣(佐々木希)は不登校を続ける佐伯俊雄の自宅を訪問するが、それをきっかけに彼女の身の回りで起きる不可解な現象を恐怖感たっぷりに描いている。「肌が沸き立つ 恐怖の極点」というキャッチコピーからも分かる通り、怖さが見どころとなる本作だが、トリンドルさん曰く撮影現場は「明るく、楽しくでした」とのこと。先日のイベントで主演を務める佐々木希は、「ホラーが苦手」と答えていたが、トリンドルさんは「意外とイケちゃう」とのこと。過去の恐怖体験についての質問にも、「冷静になっちゃうので…特にないです」とクールに答えマスコミ陣を困らせていたが、果たして劇中ではどんな絶叫演技を見せているのか?この日、映画を鑑賞した女子高生たちは劇場の外まで響きわたるほどの絶叫&悲鳴をあげて本作を堪能したようで、「『キャーキャー』って悲鳴が凄かったです。何百人もいるのかと思いました(笑)」(トリンドルさん)、「遊園地みたいでしたね」(宮城さん)と狙い通りのリアクションに顔を綻ばせた。しかしトリンドルさんは女子高生役を演じ本格的な女優デビュー、高校教師役を演じた宮城さんにとっては初の映画出演となった本作。宮城さんに至っては、初の舞台挨拶とあって「脂汗が…」と時折、緊張した表情を見せた。宮城さんが本作に登場するのは「ほんの数十秒」(本人談)とのことで、女子高生たちに「分かりました?」と不安げな表情で語りかける一幕も。初の演技については、トリンドルさんから「100点でしたよ!」とお褒めの言葉をもらいながらも、「50点ですかね…」と意外と辛めの採点。それでも「スクリーンに写った自分の姿がもっと観たい! (女子高生たちに向かって)観たいよね?」とさらなる俳優業に意欲を見せた。さらに、男優なら「山田孝之さん」、女優なら「長澤まさみさん。可愛いから」とすでに共演したい俳優も固まっているそうで、今後の俳優活動について質問が及ぶと「アクション映画とかやってみたいですね」と、元キックボクサーの血を滾らせていた。『呪怨 -終わりの始まり-』は6月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。