ハリソン・フォードが12日(現地時間)、『スター・ウォーズ』シリーズ最新作を撮影中のスタジオで負傷したが、共演する俳優たちが撮影現場で怒りを表しているという。J・J・エイブラムス監督の『スター・ウォーズ/エピソード7』(仮題)は現在ロンドン郊外のパインウッド・スタジオで撮影中。ハン・ソロ役で久々のシリーズ登場となったハリソンは、ハン・ソロが操縦する宇宙船のセットで水圧式ドアが落下し、足首を負傷。ヘリでオックスフォードの病院に搬送された。同作の関係者はイギリスの大衆紙「The Sun」に、キャストたちがこの事故が起きたことに激怒し、撮影スタッフにセットの安全性について公然と問い質し、すべてにおいてダブルチェックならぬトリプルチェックを要求していると語った。エイブラムス監督はマーク・ハミルやキャリー・フィッシャー、アンディ・サーキス、ルピタ・ニョンゴらキャストたちに、このような事故が二度と起きないよう対策すると説明したそうだ。検査の結果、71歳のハリソンは足首の骨折が判明したが、骨盤の負傷や胸部のレントゲン撮影が予定されているというわさもある。撮影は現在も続行中だが、ハリソンの復帰がいつになるのかは明らかにされていない。