『96時間』シリーズなど、“アクション俳優”としても名も馳せ、6月20日(金)公開のポール・ハギス監督作『サード・パーソン』ではミステリアスな愛の群像劇に挑むリーアム・ニーソン。このたびリーアムの最新作となる『フライト・ゲーム』のハラハラドキドキの一部が味わえる、手に汗握る予告編が解禁された。警備のための旅客機に乗り込んだ航空保安官のビル(リーアム・ニーソン)のもとに、「これから20分に1人ずつ乗客を殺す」「1億5千万ドルを指定口座に送金しろ」という、不審なメールが届く。半信半疑でいるうちに、予告どおり1人目の犠牲者が出てしまった。守るべき146人が、“容疑者”146人に変わってしまった機内。犯人と思しき乗客を次々と取り締まるビルだが、犯人が指定した口座は、なんとビルの名義であることが判明する。2人目、3人目と犠牲者が増える中、機内の疑惑と緊張感は頂点に。そして次のタイムリミットが迫る――。93年『シンドラーのリスト』でアカデミー賞候補となった実力派俳優リーアム。北アイルランド出身の彼も、いまではすっかりハリウッドでは欠かせない俳優となった。毎年数多くの映画にコンスタントに出演し、超安定のキャリア。『スター・ウォーズ』シリーズのクワイ=ガン・ジン役は誰もが知るところだが、98年『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役、『ダークナイト』シリーズの忍者舞台を率いる影の軍団の首領ラーズ・アル・グール役も忘れてはならない。さらに、『96時間』シリーズの“最強の親父”は見事なハマり役だ。2014年は『LEGO(R) ムービー』で、顔が半回転するごとに性格が変わる“バッド・コップ/グッド・コップ”の声を担当したり、セス・マクファーレン最新作『荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて』(9月公開)に出演するなど、お茶目なリーアムも楽しめる年。だが、やはりカッコいいリーアムが見たいなら、この『フライト・ゲーム』。『96時間』シリーズで極めたリアルなアクションを、高度1万2,000m上空の機内という密室で行うとあれば、想像するだけでドキドキが止まらない。共演は、アカデミー賞に4度ノミネートされたジュリアン・ムーア。『それでも夜は明ける』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたルピタ・ニョンゴ。そして監督は、『アンノウン』でもリーアムとタッグを組んだジャウマ・コレット=セラだ。全世界未体験の、空を舞台にした密室サスペンス・アクション超大作の誕生といえる本作。感覚を研ぎ澄ませ、冷静な心で犯人を見逃さないようにして!『フライト・ゲーム』は、9月6日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。