柳沢慎吾が6月2日(月)、『グランド・ブダペスト・ホテル』の特別試写会に出席。コンシェルジュが主人公の本作にちなみ、ホテル従業員の衣装に身を包み「警察24時」「ひとり甲子園」といった得意ネタや「笑っていいとも」最終回秘話を披露し、観客をもてなした。『ムーンライズ・キングダム』『ダージリン急行』など独特な世界観で映画ファンを魅了するウェス・アンダーソン監督の最新作。その完璧な仕事ぶりで、伝説のコンシェルジュとして名高い“グランド・ブダペスト・ホテル”のグスタヴ・Hが、常連客である老婦人が殺害された事件の容疑者として追われるハメに。信頼するベルボーイとともに、真相を突き止める冒険が始まる。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた特別試写会には柳沢さんに加えて、モデルの道端アンジェリカ、子役の小林星蘭ちゃんが“ホテルの宿泊客”として来場。2人は、コンシェルジュである柳沢さんに「何か面白いことやって!」と無茶ブリしたが、そこはサービス精神旺盛な柳沢さんのこと。文句も言わず持ちネタである「警察24時」「ひとり甲子園」を披露し、「まだまだイケますね」と手応えを示した。当の柳沢さんも長い芸能生活の中で、ホテルでの珍事件に巻き込まれたことがあると言い「大阪のホテルで、うっかりパンツ一丁で部屋から閉め出されちゃって。お客さんに『あれ、慎吾ちゃん何やってるの?』って言われるし(笑)」「ハワイのホテルでドラマの撮影をしていたんですよ。ベルボーイ役だった僕がちょっと休憩していたら、外国人のお客さんが僕のこと、本物だと勘違いしちゃって」と爆笑エピソードも披露。さらに3月31日に放送された「笑っていいとも」グランドフィナーレで、突然ステージに上がった件にも触れ「あの日はおとなしくしているつもりが、ノリちゃん(木梨憲武)の無茶ブリで…」と秘話も明かした。映画にはグスタヴ・Hを演じるレイフ・ファインズを始め、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、ハーベイ・カイテル、ジュード・ロウ、ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントンら豪華キャストが結集。ミステリー、コメディ、アドベンチャー、ヒューマンドラマと縦横無尽な仕掛けで楽しませるアンダーソン監督の演出も冴えに冴えわたっており、映画ファンに極上の“おもてなし”を尽くしてくれる。『グランド・ブダペスト・ホテル』は6月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開。
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