最先端のフルCGで映像化され全世界で4億8,000万ドル以上の興行収入を達成した『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』。あれから3年が経ったいま、前作を上回るスケールで「新世紀」を描く『猿の惑星:新世紀(ライジング)』が9月に公開される。このほど謎のベールに包まれたままだった本作の衝撃のストーリーが明らかとなる予告編が解禁された。天性のリーダーシップを備えた猿のシーザー(アンディ・サーキス)が、仲間を率いて人類への反乱を起こしてから10年後。より勢力を拡大し、手話と言語を操る猿たちは、森の奥に文明的なコロニーを築いていた。一方、人類のわずかな生存者グループは、荒れ果てた都市の一角に身を潜め、希望なき日々を過ごしていた。そんなある日、人間たちがエネルギーの資源を求めて猿のテリトリーに足を踏み入れたことから、一触即発の事態が勃発。シーザーと生存者グループの穏健派マルコム(ジェイソン・クラーク)は和解の道を探るが、憎しみを抑えられない両陣営の対立は激化していく。共存か、それとも闘いか。破滅的な最終決戦へのカウントダウンが刻まれるなか、シーザーは生き残るための重大な決断を迫られていくのだった――。本作の最大の見どころは、前作からいっそうエモーショナルな深みを増したドラマ。猿たちのリーダーであるシーザーと、人類の生存者グループの穏健派マルコムの葛藤を軸に、彼らが胸を引き裂かれる決断を迫られていく過程を描いている。そして到着した映像のクライマックスからも分かるように、人類と約2,000頭の猿が地球上での生き残りを懸けて相まみえる、映画史上空前の迫力に満ちたスペクタクル・バトルが繰り広げられるのだ。前作に続いてシーザーを演じるのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役などで名高いアンディ・サーキス。ジェイソン・クラーク(『ゼロ・ダーク・サーティ』)、ゲイリー・オールドマン(『裏切りのサーカス』)、ケリー・ラッセル(『M:i:III』)が、共存と対立の狭間で揺れる人間の苦悩を生々しく体現する。そして『クローバーフィールド/HAKAISHA』『モールス』で絶賛されたマット・リーヴス監督が、極限のドラマとアクションを完璧に融合させ、あらゆる観客のイマジネーションを超えた“新世紀”の創造を実現させた。前作以上に本物と見まがうほど“猿”の悲しみや怒りの感情表現の繊細さ、アクションのダイナミズムが壮大なスケールで描かれる本作。家族を愛し、平和を望みながらも、思いがけない皮肉な運命をたどるシーザーらの姿に共感するはず。『猿の惑星:新世紀(ライジング)』は9月、全国にて公開。