ハリウッド版の『GODZILLA』(ゴジラ)が現地で公開されて話題になっています。公開週末3日間の興行収入は9,300万ドル(約94億3,000万円)とのことで見事ナンバー1を飾り、大ヒットスタートの咆哮をあげました。アメリカの映画事情はあまり詳しくはないのですが、大体初登場の週末で6,000万ドルを超えると大ヒットと言われてるようなので9,000万ドルは見事だと思います。日本発のキャラクターの映画がこのように世界を席巻するのは、何とも嬉しい限りです。ちなみに、僕が会社に入って2年目(98年)の時にローランド・エメリッヒ監督の『GODZILLA』があってその時はTVパブリシティ担当としてNew Yorkでのワールドプレミアにも行ったりしてました。社内で今回のニュースを耳にしてその時のことを懐かしく思い出しました。当時の『GODZILLA』は守秘義務が厳しくて、担当の僕もNew Yorkで初めて映画を観たものです。(そして、とても落胆しました…)今回の「レジェンダリーゴジラ」(社内でこう呼ばれています)は日本のオリジナルへのリスペクト度が高いみたいで観た人の評価も上々のようでナニヨリです。「トライスターゴジラ」(社内でこう呼ばれています)の時にアメリカで驚いたのはアメリカ人のゴジラへの想いというものがこちらの想像以上に熱いということでした。NYでのワールドプレミアの後に観た人の感想を色々と訊いていたらオリジナルと違う、残念だ…という意見が本当に多くて宣伝担当としては寂しかったですが日本人としては何だかちょっと嬉しかったものです。そういう意味では、今回のレジェンダリーゴジラはアメリカのファンにも好評のようなので、東宝社員としても、日本人としても嬉しいですね。日本ではどうなるか?僕も早く観たい!です。【2014.5.26】