ついに開幕した映画界の一大イベント、カンヌ国際映画祭。初参戦となる長澤まさみのドレス姿が注目を集めているが、やはり今年の注目はオープニング作品『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』で主演を務めるニコール・キッドマンだ。この日、カンヌの公式イベントに2回登場したニコール。1度目は『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』の記者会見に、共演するティム・ロス、パス・ベガ、さらに監督のオリヴィエ・ダアンらと共に出席。リゾート地でもあるカンヌにぴったりの爽やかな「アルトゥザラ(ALTUZARRA)」の純白ワンピースで登場したニコール。昨年は審査員長・スピルバーグのもとで審査員も務めたが、集まった報道陣から「(今回)期待することは?」と尋ねられると、苦笑交じりに「パルムドール(最高賞)」と語っていた。2度目の登場は、華やかなレッドカーペット。俳優に監督にプロデューサーと映画界のセレブたちがひしめき合う中、「アルマーニ プリヴェ(Armani Prive)」のライトブルーのドレスで登場。クリスタルとビーズをふんだんにあしらい、腰から下はクリノリン・レースで透け感を取り入れ、エレガントとセクシーが混在したライトブルーのドレスに、46歳と思えない真っ白な美肌が印象的だった。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は女優として人気絶頂のさなかにハリウッドを去り、モナコ公妃となった故グレース・ケリーが、公国の存亡の危機に決死の覚悟で挑んだ、知られざる史実の1ページを描いた物語だ。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月、TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。第67回カンヌ国際映画祭は5月14日~25日(現地時間)にて開催。