映画『クローズ EXPLODE』の完成披露試写会が4月7日(月)に都内で開催され、東出昌大を始め若手俳優陣が勢揃いしファンを熱狂させたが、主演の東出さんに負けずとも劣らぬ黄色い声援を浴びていたのが「三代目 J Soul Brothers」のELLYと岩田剛典の2人だった。2作で計55億円の興行収入を記録した『クローズ ZERO』、『クローズZERO II』に続く新章で、全シリーズの主人公たちが卒業したのちの鈴蘭高校の覇権争いが描かれる。NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」で全国区の人気を獲得した東出さんが、朝ドラとは全く異なる顔を見せているほか、永山絢斗、柳楽優弥、早乙女太一、勝地涼ら人気の若手俳優陣が豊田利晃監督の下に集った。普段、俳優を本業としない面々が集まっているのも大きな特徴で「DA PUMP」のメンバーでダンス世界大会優勝の実績を持つKENZOは本作が映画デビュー作。そして「三代目 J Soul Brothers」のパフォーマーとして人気のELLYさん、岩田さんも同じく、本作で銀幕デビューを果たした。客席には岩田さんの名を書いたボードを掲げる熱狂的なファンの姿も見られ、2人が紹介されると割れんばかりの歓声が! 今年は特に本家「EXILE」も含め、各メンバーの俳優としての活動が目立っているが、その人気の高さを改めて見せ付けた。ELLYさんは「初めての映画ですが、自分も表現者として表現することが大好きなので、出ることができて嬉しい」と笑顔。岩田さんは前作までの『クローズ』シリーズのファンであったことを明かし、「初めての映画がその続編ということで一生の思い出になりました」と感慨もひとしおのよう。「撮影前に(EXILEのリーダーの)HIROさんに『アーティストとして、俳優さんたちの現場に行くんだから、礼儀正しく』と言われまして、“エグザイルイズム”で頑張りました」と胸を張る。一方で、撮影では「『J Soul Brothers』であることを忘れて」とたびたび指摘されたそう。豊田監督は「にじみ出ていたスター性を現場では消してくれと言いました」と明かすが、岩田さんは「結構言われましたね。自分ではそんなつもりはないんですけど…」と苦笑していた。『クローズ EXPLODE』は4月12日(土)より全国東宝系にて公開。