アーノルド・シュワルツェネッガーは「ノー」という答えを受け入れない姿勢が、自身のキャリアが成功した理由だと考えているようだ。アーノルドは、『トゥルー・ライズ』「ターミネーター」シリーズ、『トータル・リコール』ら数々のアクション映画における演技が評価され、30日(現地時間)にロンドンのグロブナー・ハウス・ホテルで行われた「ジェイムソン・エンパイア・アワード」でアクション・ヒーロー・オブ・ア・ライフタイム賞を授与された。当初、映画界では成功しないと言われたというアーノルドだが、その頑固さがキャリアを築く糧になったようだ。受賞スピーチでアーノルドは「僕のアドバイスと言えば、『ノー』という答えを受け入れないことです」「僕はボディビルダーとしてはやっていけないと言われました。それに映画界では成功しないと言われました。僕は体が大きすぎるし、僕の英語のアクセントでは仕事にならないと言われました。でも僕はその言葉に耳を貸すことはなく、キャリアを成功させてきたのです」と語った。さらに主役を演じる『ターミネーター』での決めゼリフを使い、「だから『ノー』なんて言葉を受け入れないでください。ありがとうございました。それに俺は戻ってくるぜ」と続けた。そんなシュワルツェネッガーは先日、2003年から2011年のカリフォルニア州知事就任中にシリーズ降板せざるを得なかった1984年の『ターミネーター』から演じているタイトルロールを続投する新作『Terminator: Genesis』(原題)に取り掛かることを「とても楽しみにしている」と明かしていた。「新作を楽しみにしているよ。だってご存じの通り、前回『ターミネーター』を作ったときは僕は州知事だったから、その映画には出れなかったんだ。だけど今回からは復帰することになって、製作側も僕がこの作品に登場することを喜んでくれているよ」「この脚本は素晴らしいから、本当にこの映画を楽しみにしてるんだ」そんなアーノルドはジョン‘ブリーチャー’ウォートン役を演じた新作『Sabotage』(原題)の公開を控えている。(C) BANG Media International
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