沖縄・宜野湾市で開催中の「第6回沖縄国際映画祭」。3月22日(土)、深夜番組ながら“異色のアイドル番組”と話題になった「NMB48」の学園シチュエーション・コメディー映画化第2弾『NMB48 げいにん!THE MOVIE リターンズ 卒業!お笑い青春ガールズ!! 新たなる旅立ち』の上映会が行われ、キャプテンの山本彩、渡辺美由紀、山田菜々ら「NMB48」メンバーと監督を務めた内田秀実が登場した。前回の漫才大会JK-1で「審査員特別賞」に輝いた山本さんと渡辺さんのコンビも今回は予選落ち。ほかの部員もすっかりやる気を無くし、廃部寸前のお笑い部に、謎の美少女・矢倉楓子が新入部員として現れる。しかし、実は矢倉にはとんでもない秘密が…彼女は成仏しきれなかった幽霊だった。その矢倉からの “たったひとつの願い事”を叶えるため、バラバラだった部員たちが一致団結するが、コンビ解散、彼氏との葛藤、留年危機といった壁が次々と襲いかかる――。この日は、満席となった会場に舞台挨拶の始まりを告げるアナウンスが流れると、「さやかー!」「みるきー!」「ななさーん!」と客席のあちこちから愛称を呼ぶ声が飛ぶなか現れた「NMB48」のメンバー。続編が決定したときについて、渡辺さんは「まさか続編ができるとは思っていなかったので、素直に嬉しかったです。でも部長(山田さん)は前作で3年生だったので、どうなるのかなと思ってたんですけど、留年していたので安心しました」と話した。メンバーが実際にネタを作って披露しているのが本作の魅力のひとつだが、難しいと感じることが多々あるようで「物ボケとかあるんですけど、撮影当日にならないと何があるのか分からないので、現場に来てみんなでめっちゃ考えました」と山本さんが話すと、「部長だけは滑ってシーン…となるので安心します」「部長以外はお笑いのアイディアがよく出るので…」とメンバーや監督からも部長攻め。それを聞いた山田さんは「そんなん言わんといてー! でもこれが山田菜々っていう感じです…」と真摯に受け止めていた。本作では芸人も出演しており、渡辺さんは「ピース」の綾部祐二とのロマンスもあるようで、実際「よしもと男前ブサイクランキング」1位の綾部さんと共演してドキッとするシーンはありましたか? という問いに「…特にないです」「逆に綾部さんは常にドキドキしていたと思います」と話し、山田さんは「綾部さんは親戚のおじさんみたいやんな」と納得していた。また今回は小笠原茉由、小谷里歩、薮下柊も登壇。舞台挨拶では劇中のネタも披露するなど最後まで盛り上がりを見せていた。