今日もまた『神様のカルテ2』です。連打ですみません。笑今日は小学館連合試写会でした。『神様のカルテ2』は原作小説が小学館さんからの発売なので小学館さんの雑誌で募集告知をかけて頂いて全国5大都市で試写会を行っています。3/4の東京会場が一番早かったので、先日のリレー試写会に続く形で高い倍率の抽選に勝ち残ったお客様に一足早くご覧頂いた次第です。ということで、今回はその舞台裏の一幕をご紹介。通称「影ナレ」と言われるのですが試写会の会場で耳にしたこともあると思いますが会場で流れる映画関連のアナウンスのことを「影ナレ」と言います。舞台の袖でお客様からは影になったところで読むのでこう言われてるみたいです。ケースバイケースではあるのですが、この原稿も宣伝マンが考えて、宣伝マンが読み上げることが多いのです。昨日の会場では小学館さんに書いて頂いた原稿を僕が拙読させて頂きました。一番大切な原作者の名前を読むところで夏川草介(なつかわそうすけ)さんを「なつかわそうしゅけしゃん」とカンでしまう失態を犯してしまいました。よりによって原作者のお名前を…。自分の舌を呪いました。とまぁ、舞台裏ではこんな葛藤もあるわけです。でも、昨日の試写会では映画が終わった後に何と拍手が沸きました。(!)完成披露試写会とか出演者の登壇があったりすると拍手が起こることは多々あるのですが、今日のような出演者の登壇のない、通常の試写会で拍手が沸くのは本当に稀です。10年以上この仕事をしてますが、こういった試写会で拍手を聞いたのは、本当に片手で数えるくらいしかありません。しかも片手のそのまた半分くらいです。上映後にも影ナレを入れようと思ったのですがこっちがあまりに感動してしまったので声が震えて読むことが出来ませんでした。とまぁ、舞台裏ではこんな感動もあるわけです。ホントこの仕事してて良かった。と思いましたね。【2014.3.5】