『マトリックス』トリロジーによって世界中を驚愕の渦に巻き込んだウォシャウスキー監督コンビが、11年ぶりに贈る完全オリジナルのスペース・オペラ超大作『ジュピター』の日本公開が決定し、驚きの特報映像が解禁となった。ラナ&アンディのウォシャウスキー姉弟が脚本・監督を担当する本作は、高度な知性を持った異星人によって管理された地球が舞台となる…というところまでは明らかとなっているが、今のところ詳細の多くは秘密のベールに包まれたまま。わずかに明らかになっているストーリーはというと、遺伝子操作された元兵士のハンター:ケイン(チャニング・テイタム)が地球にいる女性ジュピター(ミラ・クニス)を探し、命を守るために宇宙から送り込まれたということ。そして、星空を見上げ宇宙への夢を馳せつつも、現実は大都会のシカゴの片隅で清掃員の仕事をしながら、味気ない日々を送っていたるジュピターが、実は世界(宇宙)を変えてしまうかもしれない遺伝子を持っているということのみ。ウォシャウスキー姉弟は「これはSFのスペースオペラです。『ジュピター』には私達が愛するジャンルの様々な要素がつめ込まれています。アクションもあるし、ロマンチックな恋愛物語でもある。私達はファンでいてくれる人々をこの『ジュピター』で驚かせますよ!」と、新たなる革命に自信をのぞかせる。『マトリックス』3部作以降も『スピード・レーサー』(08)、『クラウド アトラス』(12)など、原作のある作品を製作してきたウォシャウスキー姉弟だが、彼らが本来得意とするのは、斬新なアイデアと映画の概念を覆し映像革命をもたらすような特殊効果。しかも、本作では初めて3Dで描くということで、「驚かせる」という彼らの言葉通りの作品が期待できそうだ。今回解禁された1分半の映像では随所に美しい地球、そして壮大な宇宙が描かれており、その一端を垣間見ることができる。キャストには、ハリウッドで最も注目されるチャニング・テイタム(『マジック・マイク』)とミラ・クニス(『テッド』)を抜擢。さらに、ショーン・ビーン(『ロード・オブ・ザ・リング』3部作)、エディ・レッドメイン(『レ・ミゼラブル』)、ペ・ドゥナ(『空気人形』)など国際色豊かな豪華キャストが名を連ねている。これまでの映画の概念を覆し映像革命を起こしてきた姉弟は、最新作『ジュピター』でその世界観を遂に3Dで描き出し、観客を未体験のスペクタクルへと誘うことになるだろう。『ジュピター』は2014年秋、全国にて公開。
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