ディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』の日本語吹替え版で、主人公・アナ役を務めている神田沙也加が2月24日(月)に都内で行われたイベントに出席。アカデミー賞最有力候補と言われる主題歌「Let It Go~ありのままで~」がお披露目となった。すでに本国アメリカを始め世界中で大ヒットを記録し、興行収入の合計は9億5,500万ドルを突破している本作。不思議な力によって引き離された王家の姉妹エルサとアナの運命が描き出される。この日のイベントの会場は、都内のウェディングサロンのチャペル。神田さんは赤いドレス姿で登場した。すでに神田さんがアナに命を吹き込んだ日本語吹替え版の試写会が各所で行われており、神田さんの耳にも観客の高い評価が入ってきているそうで、ホッとした表情を見せる。世界的なヒットについて、神田さんは「ダブルヒロインで、大人の女性がドキッとするセリフもあるんですがリアリティがある。説得力を持っていて、大人の女性に届いたんだと思います」と語る。もちろん、ディズニーアニメだけあって「映像が美しいのはもちろん、音楽も素晴らしく、美しい楽曲がたくさん生まれたと思います」とその魅力をアピールした。中でも、主題歌「Let It Go」は世界中で大ヒット中。サウンドトラックも『レ・ミゼラブル』以来の全米ビルボード総合の1位を獲得し、アメリカでは映画を観ながら一緒に歌える“sing-along”バージョンが公開され人気を博している。神田さんは、同楽曲について「メロディの美しさがすごくて何度聞いても鳥肌が立つ!」と大絶賛。“ありのままに”という楽曲が伝えるメッセージについても「大人になれば、泣きたいときに泣けなかったり、ありのままでいることは難しいけど、私も上手くバランスをとって自分を開放できる女性になりたい。本当にパワーを持っている楽曲だと思います」と語る。この日は、橋本朗子さんを中心とした音大出身のメンバーからなる美女音楽グループ「DualisMusic」により同楽曲の日本語バージョンがお披露目となった。神田さんは脇で美しい音色と歌声に耳を傾けていたが、最後にはダンサーの女性にエスコートされ一緒にダンスを披露!「歌声もダンスもみなさん、素晴らしく、テンションが上がってドキッとしました」と興奮した面持ちで語り、3月初旬に控えるアカデミー賞授賞式に向け「アメリカに(歌声が)届いたと思います。(受賞は)間違いないと思います!」と力強く宣言していた。『アナと雪の女王』は3月14日(金)より2D/3Dで同時公開。