マーク・ジェイコブスが「マークバイマークジェイコブス」を改名するようだ。同セカンドラインの名前が「大嫌い」だというマークは、マークからクリエイティブ・ディレクターとデザイン・ディレクターの座をそれぞれ引き継いだケイティ・ヒラーとルエラ・バートリーにとって初となるコレクションを11日(現地時間)に行われるニューヨーク・コレクションで発表する際に、新しいブランド名を明かす予定だという。「W」誌の3月号でマークは「あの名前はずっと大嫌いだったんだ。どんな名前であるべきかっていうアイデアはすでにあって、みんなに提示もしたんだけど、まだ言えないんだ。僕はある意味縁起を担ぐタイプでね。行動を起こす前に何か言ってしまうと、実現しないって考えているんだ」と話している。ケイティとルエラは同ブランドに新風を吹き込むと見られており、マークはそれらのアイテムが以前よりリラックスしたスタイルを提案することになる説明している。「また遊び心を持つようなものになって、ボーイッシュなところも少しあったり、完全に異なるたくさんの影響を受けているんだ。それこそがマークっ子の魅力ってものだと思うね。上から下までいかにもデザイナーものを買うような子じゃないから、僕らもそういう風にはデザインできないよ」。そんな中、マークは自身の名を冠したメインのラインがその個性を失ったと考えているため、新しいロゴを「再検討する」など、幾つかの変化を取り入れようとしているそうだ。「あのブランドは汚染されて薄められてその個性を失ってしまったんだ。それにシューズに関しても同じだと思うんだ。誰のせいでもないけど、物事は起こるもので、それを変えられるのは僕しかいないんだ」とマークは説明した。(C) BANG Media International