本年度アカデミー賞で最多10部門のノミネートを果たした、クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンスら豪華キャストで贈る映画『アメリカン・ハッスル』。1月末より日本でも公開を迎え好スタートを切ったが、本作を鑑賞した女性客たちはクリスチャン演じる天才詐欺師のセクシーな魅力と、彼を巡る大人の三角関係が繰り広げられる“愛の物語”にメロメロのよう。このほど、本作を鑑賞した女性たちからの鑑賞後のコメントが到着した。封切りからわずか3日間で観客動員数・65,085人、興行収入は6,900万円を超えるロケットスタートとなったが、その物語はというと、嘘のような実話を基に、男女入り乱れての騙し合いを、『世界にひとつのプレイブック』のデヴィット・O・ラッセル監督が映画化した本作。主人公は、捜査のためにとFBIが依頼協力を依頼した相手…デブ&一九分けの天才詐欺師・アーヴィン。そんな彼を演じるのは、公開前からその豹変ぶりが話題を集めていたクリスチャンだ。一見してお世辞にも褒められたビジュアルではないアーヴィンだが、何故か女性にモテモテ。エイミー・アダムス演じるシドニー(アーヴィンの愛人)とジェニファー・ローレンス演じるロザリン(アーヴィンの妻)との三角関係を楽しむ、贅沢者にして奇跡のような男だ。何故にそんな男がモテるのか? それは俳優クリスチャン・ベイルのセクシーな魅力が大きいようで、「お腹はぽっこりしているし、ハゲを隠すために、1:9分けをしているにも関わらず、エイミー・アダムス演じる愛人と恋に落ちたときの、まるで少年のような表情がとっても魅力的」、「70年代の豪華なファッションが似合うのは、さすが! 貫禄があって、とてもセクシー。大人の色気を感じます」と、女性客たちは感想を寄せている。そんな彼を巡って、エイミー演じるシドニーとジェニファー演じるロザリンが争うシーンも見どころの一つ。劇中では、感情が最高潮に達したロザリンがシドニーに怒りをぶつけるシーンがあるのだが、その方法は“熱烈キス”! このシーンについては、「夫の愛人に対しての怒りを、キスで表現するなんて! 劇場内がざわついていました」、「ジェニファー・ローレンスはこの演技でオスカーも確実なのでは?」とそのインパクトに驚きの声が挙がっていた。男たちも、女たちもこの“愛の迷路”にもがきながら、やがて本当の愛を見つけていく。それはスクリーンから離れてみても、存在する普遍的な物語だ。本作についてラッセル監督は、「この作品ではそれぞれが自分と向き合い、そして再び愛のある暮らしを取り戻していく様子を描いている。僕にとって一番大切だったのは、詐欺師であろうと、FBIであろうと、愛人であろうと、みな愛の絆を信じる情熱的な人間であることなんだ。この映画で描かれる“ウソ”をつくことは必ずしも、マイナスなことではなくて、愛を得るためには時に必要なことでもある。それってとても人間くさいことだと思う。彼らは自分たちの愛のために、そして再生に向かっていくんだ」とコメントを寄せている。劇場関係者も「セクシーで煌びやかな衣装も、女性たちにはウケているようです」と特に女性客からの支持の多さを口にするが、なんといっても“水曜日”の本日(2月5日)はレーディースデー。アカデミー賞の発表も目前に控え、映画熱が盛り上がりを見せるこの時期にチェックしておいてはいかが?『アメリカン・ハッスル』は1月31日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。
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