映画『抱きしめたい -真実の物語-』が2月1日(土)に公開を迎え、主演の北川景子、錦戸亮を始め、上地雄輔、斎藤工、平山あや、寺門ジモン、塩田明彦監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。北海道網走を舞台に、交通事故による半身不随と記憶障害を抱えながらも強く生きる女性・つかさとタクシードライバーの雅己が互いを支え合い、愛を育んでいく姿を描く。初日を迎え、北川さんは「やっとお客様にお届けできて嬉しい」と満面の笑み。「実話を元にした作品ということで、スタッフ・キャスト一同、特別な思いを込めて作りました」と言葉に力を込める。錦戸さんは「切なくも温かいラブストーリーです。愛の輪が日本中に広がれば」と笑顔で呼びかけた。この日は、男性キャストが思い思いのニュアンスで、タイトルでもある「抱きしめたい」という言葉を発し、北川さんと平山さんが誰の「抱きしめたい」が一番キュンと来るかを判定!急遽、塩田監督まで加わって、大人っぽい渋い「抱きしめたい」から切なさを含んだ「抱きしめたい」までが披露されたが、男性陣は満員の客席を前にしての“演技”に恥ずかしそう。北川さんと平山さんは「満場一致(笑)!」で錦戸さんをNo.1に認定! さすが、予告編、本編を含め何度もこのセリフを口にしてきた男の貫録を見せつけた。またタイトルにちなんで「いま○○したいこと」というお題に、北川さんは「旅行に行きたいです。一昨年、家族でイギリスとフランスに初めて行ったんですが、もう一度行きたい。今年こそは!」と語る。一方、錦戸さんは「反感を買うかもしれないけど…」と前置きしつつ、「太りたい」と意外な願いを口にする。「食べても太らない体質で、それはそれで結構なコンプレックスなんです。今年は筋肉をつけて頑張りたい」とマッチョを目指すことを宣言していた。平山さんは「女子会を景子ちゃんとやりたい!」とニッコリ。これまで「女子会」をしたことがないそうで「どんなものなのか…?」と興味津々のようで、北川さんも「やりましょう!」と快諾。ジモンさんが「肉会やらない?」と得意の肉をエサに誘いをかけるも、2人は「大丈夫です」と笑顔で拒否し、会場は笑いに包まれていた。最後の報道陣用のフォトセッションでは、登壇陣、そして会場全体が隣りの人とハグ! 錦戸さんと北川さんも劇中さながらに笑顔で抱擁を交わし会場を沸かせる。最後にマイクを握った北川さんは「つかささんが遺した愛が日本中に広がれば」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。『抱きしめたい -真実の物語-』は公開中。