1月17日から19日(現地時間)の週末全米映画興行成績は、アイス・キューブ&ケヴィン・ハートのバディー・コメディ『Ride Along』(原題)が、1月公開作品の歴代トップとなる興収4,123万ドル(約43億円)で初登場1位に輝いた。人はいいが、お調子者の警備員・ベンは、恋人の兄のこわもてジェームズに認めてもらおうと彼のパトロールを手伝うが、2人はとんでもない事件に巻き込まれていくというストーリー。興行収入1億ドル(約105億円)も狙える予想以上の大ヒット・スタートで、シリーズ化企画になりそうだ。監督は『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(’07)のティム・ストーリー。前週首位デビューの『ローン・サバイバー』は2位に後退。3位には『THE GREY 凍える太陽』(’12)や『スティーブ・ジョブズ』(’13)などシリアスなドラマで評判の高いオープン・ロード・フィルムズによる初のアニメーション作品『The Nut Job』(原題)が、予想以上の好成績で初登場ランクイン。冬を前に、食料調達に励むリスたちが巻き起こす大騒動を描く。声の出演はウィル・アーネット、リーアム・ニーソン、キャサリン・ハイグル、ブレンダン・フレイザーと豪華なのも功を奏したか。今週一番の残念作品は、トム・クランシーが生み出した“ジャック・ライアン”シリーズのリブート・プロジェクトとして、新たに『スター・トレック』シリーズのクリス・パインを主演に迎えたスパイ・アクション『エージェント:ライアン』。4位に初登場ランクインしたもののシリーズ中最低のデビュー興行収入となってしまった。今回は、現代を舞台に、CIAにスカウトされたジャック・ライアンの活躍を描くもので、共演にキーラ・ナイトレイ、ケヴィン・コスナー。監督は『マイティ・ソー』のケネス・ブラナー。サンダンス映画祭などで失神者続出となったホラーのアンソロジー作品『V/H/S シンドローム』(’13)にも参加した映像製作集団“Radio Silence”のメンバー、マット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット監督が初の長編作品に挑んだファウンドフッテージ・ホラー『Devil's Due』(原題)は、初登場7位とこちらも厳しいスタートとなった。速報順位は以下の通り。順位 タイトル 興収$ (累計$) 1. 『Ride Along』(原題) 41.2M (41.2M) 2. 『ローン・サバイバー』 23.2M (74.0M) 3. 『The Nut Job』(原題) 20.5M (20.5M) 4. 『エージェント:ライアン』 17.2M (17.2M) 5. 『アナと雪の女王』 11.9M (332.6M) 6. 『アメリカン・ハッスル』 10.6M (116.4M) 7. 『Devil's Due』(原題) 8.5M (8.5M) 8. 『8月の家族たち』 7.5M (18.1M) 9. 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 7.5M (90.2M) 10.『ウォルト・ディズニーの約束』 4.1M (75.3M) 今週末は、フランケンシュタイン博士が生み出したモンスターが現代に舞台を移して活躍する『ダークナイト』(’08)『エンド・オブ・ホワイトハウス』(’13)のアーロン・エッカート主演のアメコミを原作としたアクション『I, Frankenstein』が公開される。
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