『チェイサー』『10人の泥棒たち』のキム・ユンソクと天才子役と言われたヨ・ジングが共演し、週末興行成績第1位、観客動員数240万人を突破した韓国映画『ファイ 悪魔に育てられた少年』の予告編が、ついに解禁となった。“5人の父親”から犯罪のスキルを教え込まれて育った17歳のファイ。カリスマリーダーのソクテ、心優しい運転手・ギテ、インテリのジンソン、スナイパーのボムス、攻撃的なドンボム。5人の“父たち”と同じ道に生きることを余儀なくされ、殺人現場へ連れ出されたファイは、1発の銃声が鳴り響いた瞬間から魔物のように恐ろしい“過去の真実”に直面する――。韓国を代表する名優キム・ユンソクが凶悪犯罪集団のリーダー役を圧倒的な存在感で演じ、自らを誘拐した犯人たちに育てられ、殺しのスキルを身に付けた幼きモンスター・ファイを若手最注目株ジングが熱演する本作。監督はデビュー作『地球を守れ!』で国内外に熱狂的なファンを多く持つチャン・ジュナン。今回、10年振りとなる待望の復帰作となった。解禁された予告編では、これまでになかった衝撃的な題材に、世代を超えた演技派俳優たちの熱演とアクションが交錯。キム・ユンソク演じる犯罪集団をまとめるリーダー、ソクテは何を考えているか分からない絶対的なカリスマを持つ人物として描かれており、5人の犯罪者に育てられた少年・ファイが徐々に変貌していくその感情の揺れ動きが観るものを圧倒。純粋さゆえの怒り、悲しみと切なさが混ざり合う、衝撃的な予告編に仕上がった。特に2005年、チョン・ウソン主演『Sad Movie <サッド・ムービー>』でデビューしたジングは、ドラマ「太陽を抱いた月」「根の深い木」などで天才子役として活躍し、国民的な人気を獲得した韓国のブレイク男子。本作では、撮影当時15歳だったとは思えぬほどのオーラを見せつけており、第33回韓国映画評論家会賞と第34回青龍映画祭「最優秀新人男優賞」を受賞した。最も期待を集める俳優の共演で贈る、『チェイサー』や『悪魔を見た』にも匹敵するとうわさの本作から、目が離せない。『ファイ 悪魔に育てられた少年』は4月下旬よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。