『ザ・ファイター』でアカデミー賞6部門、『世界にひとつのプレイブック』ではアカデミー賞8部門と2作連続で「作品賞」「監督賞」にノミネートされたデヴィッド・O・ラッセル監督の最新作『アメリカン・ハッスル』。12月13日(現地時間)より北米6館での公開スタートとなり、興行収入690,000ドル、1館あたりの興収アベレージも115,000ドルを記録し、今年度の公開作品で第1位、さらに歴代記録でも第5位という大ヒットを記録していることが明らかとなった。クリスチャン・ベイルにブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ジェレミー・レナー、エイミー・アダムスをキャストに迎え、実際に起こったFBIエージェントと超一流詐欺師と政治家による一大囮作戦「アブスキャム事件」を描いた、豪華な“騙し合い”が話題の本作。先週発表されたゴールデン・グローブ賞では、ブラッド・ピットが出演・製作を務めた『それでも夜は明ける』と並んで、最多7部門ノミネートを果たし群雄割拠の賞レースの中、大きな注目を集めた。そんな熱気に包まれながら公開を迎えたとあって、その盛り上がりは火を見るより明らか。見事、興業的にも成功を収めている。この大ヒットぶりに海外では2,500館規模へと拡大公開されることも決定している。『アメリカン・ハッスル』は2014年1月31日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。