今年、ダンスナンバー「Tacata'」のヒットで再ブレイクを果たした女性ダンスユニット「MAX」の Nana、Mina、Linaが12月16日(月)、映画『ファイア by ルブタン』の公開を記念して行われたダンス・イベントに登場。新宿2丁目のドラッグクイーンの“オネエ軍団”と共にダンスを披露した。世界的なシューズ・ブランドのデザイナー、クリスチャン・ルブタンの演出により、パリのナイトクラブ「クレイジーホース」にて80日間限定で開催されたショー「Fire」を映像化した本作。選ばれしダンサーたちが肉体を武器に魅惑的なダンスを繰り広げる。MAXを愛してやまないドラッグクィーンたちの野太い(?)歓声に迎えられたNana、Mina、Linaはオープニングから自分たちで振り付けを考案したセクシーなダンスを披露し会場を沸かせる。特にMinaはこの日が“新宿二丁目デビュー”ということで、オネエ軍団から「初二丁目!!」と声援が飛ぶと「ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべていた。ひと足先に映画を鑑賞した3人は、劇中のダンスにひたすら感嘆。Linaは「瞬きするのがもったいないくらいキレイ。体が引き締まっているだけでなく丸みもあって、女性が見ても惚れ惚れします。セクシーだけど“エロい”ではない」と語る。Nanaは、足だけでダンスをするシーンを挙げ「足だけに注目が集まるって緊張するんです。見ながら『これ絶対に大変だよ!』って言ってました」とその技術の高さに驚くばかりだった。もしも、「Fire」のダンサーに選ばれたら? という質問に、Linaは「ヌードは無理!」と苦笑。Nanaは「ダンスだけでなく、体に関してもオーディションがあるんですよ。おへその下の長さや胸とか。合格できる自信が全くありません(苦笑)」と語る。この日は、「Tacata'」のダンスでドラッグクイーンの“オネエさま”たちとのコラボレーションを敢行! 熱気あふれるダンスを繰り広げたが、オネエ軍団のエネルギーにMinaは「みなさん、さすがに自分を表現するのが上手! 負けないように頑張っちゃいました」と息を弾ませていた。「Tacata'」の大ヒットで今年、特に下半期は3人とも忙しい日々を送ったよう。Nanaは「何十年ぶりだろうって感じです。結成18年目にして、みなさんが望み、私たちも楽しめる表現が分かってきた」と充実した表情。Linaも「いろんなバージョンで歌う機会があり、こうして“違った人たち(笑)”とも踊ったり、幅が広がりました」と手応えを口にした。Minaは「夏にリリースして、半年くらい経っても盛り上がってくれてる。忘年会に踊る方も多いと思うし、結婚式の余興でも踊ってもらえているそうで嬉しいです」と多くの人に愛される楽曲に成長したことを喜び、オネエさまたちからは最後まで熱い声援が飛び交っていた。『ファイア by ルブタン』は12月21日(土)より公開。