椎名林檎、平井堅、スピッツなど日本のトップアーティストのプロデュースを手がけ、時代の先端を走る音楽プロデューサー亀田誠治氏が校長となりJ-POPの音楽的構造を解説する教養番組『亀田音楽専門学校』（NHK Eテレ）。 「泣ける歌とは？」「キラキラ感とは？」といった、ヒットのエッセンスをテーマとして設定し、人気アーティストなどのゲスト講師が、講義をサポートしながら、日本人の心を捉える音楽の方程式を紐解いていく。 11月14日（木）は「ツンデレのシカケ術」と題し、シンガーソングライターの槇原敬之がゲスト講師として登場。 ヒット曲には「曲中のシカケ」といわれる様々なテクニックが施されている。まず教わるのは「キメ」と呼ばれるテクニック。歌い出しの直前やサビに入る前に効果的な「キメ」があると、曲の印象が大きく変わる。過去のヒット曲から「キメ」を無くすとどれだけ残念な感じになるか、実演を交えて解説する。つづいて取り上げるシカケは「ブレイク」。突然無音になる技「ブレイク」は、その緊張感ゆえにその後の展開に開放感が生まれるという究極の"ツンデレ"なシカケだ。番組の最後には「キメ」と「ブレイク」を極めた名曲「プレイバックpart」（作詞:阿木燿子／作曲:宇崎竜童）を槇原と亀田スペシャルバンドのコラボレーションでお届けする。 ■『亀田音楽専門学校』2013年11月14日（木）23:25～23:54（NHK テレ）
