さー、第26回東京国際映画祭、いよいよクロージングの日を迎えました。が、誠に、非常に残念なことに、ちょっとワケありで観たかった作品を何本か残したまま、今日のクロージングセレモニーにも参加できず、超絶悶々としております。クロージングでは挨拶したい人、話したい人が何人もいるというのに…。けれども、不完全なまま勝手に予想をして、あとは結果を待ちましょう!今回はブログに書いてきた通り、オープニング作品『キャプテン・フィリップス』、コンペ作品4本『ルールを曲げろ』、『エンプティ・アワーズ』、『ラヴ・イズ・パーフェクト・クライム』、『馬々と人間たち』、ワールド・フォーカスを2本『ボーグマン』、『魂を治す男』の計7本鑑賞。私にしては非常に少ない、不完全燃焼な今年でした。後半、いよいよ盛り上がり観たかった『レッド・ファミリー』、『歌う女たち』、『ウィ・アー・ザ・ベスト!』などが観られず悲しい。そして、やはり前半に『ほとりの朔子』、『ある理髪師の物語』が観られなかったのはキツい。『オルドス警察日記』、『ブラインド・デート』も観たかったし、いや本当に本当に本当にすべて、全作品観たかった!!! けれど、観た中では『エンプティ・アワーズ』の透明感、『馬々と人間たち』の驚きと発見、『ラヴ・イズ・パーフェクト・クライム』の面白さは秀逸でした。というわけで、未完全ながら予想を。グランプリ→『ある理髪師の物語』ジュン・ロブレス・ラナ監督(観てないけど)審査員特別賞→『エンプティ・アワーズ』(アーロン・フェルナンデス監督)最優秀監督賞→ジュン・ロブレス・ラナ最優秀女優賞→二階堂ふみ『ほとりの朔子』(観てないけど)最優秀男優賞→マチュー・アマルリック最優秀芸術賞→『馬々と人間たち』観客賞→『馬々と人間たち』か?2年連続大当たりの私としては、ちょっと自信がないですが…。とはいえ、今年もすべてではないものの観たい作品を観ることができたし、文化庁映画週間シンポジウムに参加したり、映画祭はやはり楽しいです。また来年も、何かで関われたらいいなと思います。映画祭のスタッフの皆様、お疲れさまでした! 来年もまた、多くの素晴らしい作品に出合えますように。期待します!