2012年、全米で歴代オープニング記録を塗り替えるほどの社会現象を巻き起こし、日本でも大ヒットを記録した『アベンジャーズ』。その一連の“アベンジャーズ”プロジェクト待望の最新作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のワールドプレミアが先日、ロンドンで開催され、“雷神”ソー役のクリス・ヘムズワースや、その弟で宿敵・ロキを演じるトム・ヒドルストン、さらにヒロインのナタリー・ポートマンらが出席した。『アベンジャーズ』から1年――『アイアンマン3』でも匂わされていたように、かつて敵同士だったソーとロキが再び地球に訪れる危機を救うため、深い因縁を越えて共闘するのかのような映像が話題をさらった本作。2015年の『アベンジャーズ』続編へとどう繋がっていくのか? 全世界中の注目が集まる中、待望のワールド・プレミアが10月22日(現地時間)、今回のメインの舞台となるロンドンの中心街レスター・スクエアで盛大に行われた。世界中からマスコミと『アベンジャーズ』のヒーローたちのコスチュームに身を包んだ大勢のファンが集まったこの日、レッド・カーペットの総延長は300メートルに達する長大なものとなり、気温15度という寒さをものともしない4,000人の観客の熱気は、スタッフ&キャストの到着で最高潮に達した。まず、全長20メートルにもなるソーの武器“ムジョルニア”の巨大モデルが鎮座するレッド・カーペットに、『アベンジャーズ』最強の男、“雷神”ソー役のクリス・ヘムズワースが登場すると、“雷神”の到着を祝福するように、雷の従者である雨と万雷の拍手が鳴り響いた。『ラッシュ/プライドと友情』など主演作が相次いで公開され、いまや“ハリウッドの顔”と言える存在となったクリスは、堂々たる体躯をバーガンディー色のスーツに包んで登場。さらに先日、英「Empire」誌で「最もセクシーな男優」第2位に選ばれた、ソーの義理の弟にして最大のライバルであるロキを演じるトム・ヒドルストンも登場。今年のコミコンではロキのコスチュームで登場し、今回はどんな衣装で現れるか注目が集まっていたが、ワールド・プレミアとあって蝶ネクタイにシックなブラック・スーツ姿を披露。出身地のロンドンでの晴れ姿に、クリスに負けない声援を集めていた。そしてこの日、スチール・カメラマンのストロボの嵐を一身に集めたのは、「ディオール(Dior)」のロングドレスに身を包んだナタリー・ポートマン。オスカー女優の登場に、ムードは一層華やいだものになった。3度目のソー役となるクリスは、「“最強の男”と呼ばれるのはとても嬉しい。この役を演じるのがすごく好きだし、3年以上付き合ってきたキャラクターだから本当に光栄に思う」と、本作でのソーとしての登場を心待ちにしていた様子。一方、トムは「ソーとロキの、また新しい一面を見てもらえると思う。戦い合う姿は見せてきたけど、今回の関係は全く違うものになる。何しろ2人は義理とはいえ兄弟だからね」とストーリーの核心をつく発言も。「そこに辿りつくまでには複雑な道のりがあるんだけど、その姿はとても可笑しくもあるんだ。ぜひ注目してほしい」と本作を心待ちにするファンに語ってくれた。また、「数か月前、日本に行ったばかり」と明かしたナタリーは、「(自身が演じる)ジェーンは前作以来、ソーに放ったらかされてとてもつらい時期を過ごしていたの。でも一緒にアスガルドに行って素敵な時間を過ごすことなるのよ」と語り、ソーとの関係の進展についても触れた。今回、初めて明らかにされた『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の全貌。日本のファンがそれを目の当たりにする日が待ち遠しい。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は2014年2月1日(土)より全国にて2D/3D公開。
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