東京・神宮前のMoMA DESIGN STOREではこの秋、マウリッツィオ・カテラン(アーティスト)&ピエルパオロ・フェラーリ(写真家)による写真雑誌「トイレットペーパー(TOILET PAPER)」より選ばれた作品が、イタリアのインテリアデコレーションブランド「セレッティ(SELETTI)」とコラボレーションした、ブラック・ユーモアたっぷりのテーブルウェアコレクションを先行発売する。今回のテーブルウェアコレクションは、50年代のキッチンや郊外にある宿屋から抜き取ってきたような、ヴィンテージの魅力を感じさせるようなコレクションがラインナップ。ひときわ目を引くのが、大衆的でよく知られたエナメル素材と、暴れ馬、切断された指など思いもよらない写真を融合させた、ほかにはないエナメルプレート(各2,730円予定)やエナメルマグ(各2,415円予定)。写真雑誌「トイレットペーパー」は、マウリッツィオ・カテランとピエルパオロ・フェラーリが、2010年に創刊したもので、そこで用いられた写真は毎週のように世界中の美術雑誌に取り上げられ、2012年にはニューヨーク・タイムス紙が選ぶ「写真集ベスト10」に選出。2013年6月には、パリの美術館Palais de Tokyoのエントランスに彼らのヴィジュアルがフィーチャーされた。カテランの作品は、MoMAコレクションにも多数選ばれている。一方、セレッティは、1964年にイタリアでスタート。イタリアならではの斬新でユニークなデザインが注目を集め、世界中のセレブから愛用されているインテリアデコレーションブランドだ。商品展開は10月下旬以降を予定している。一風変わったテーブルウェアコレクションで、アートな秋の食卓を彩ってみては。(掲載内容は、9月26日時点のものです。予告なく内容変更となる場合がございます。)