16年前の今日“8月31日”、36歳の若さで不慮の死を遂げた元英国皇太子妃・ダイアナ。その知られざる姿を描いた映画『ダイアナ』。このダイアナ元妃の記念日に併せて、実際にダイアナが着たドレスを、主演のナオミ・ワッツが劇中で身につけている劇中ビジュアルが到着した。20歳でロイヤルウェディング。2人の王子を得て、幸せの絶頂を迎えるはずが、夫の不倫、王室との確執、マスコミとの攻防に傷つき疲れ果て…離婚を決意するダイアナ。本作は、プリンセスから一人の女性として自立していく彼女の姿を描いていくが、何と言っても、ダイアナを演じたナオミが、メイクや服装だけでなく、憂いを含んだな上目使いの仕草や、立ち振る舞い、話し方にいたるまで徹底的な役作りで挑んだことも話題となっている。しかも本作では、BBCのインタビュー、ヴィクター・チャン記念病院のチャリティーイベント、地雷廃絶運動などの象徴的なシーンの衣装を、ダイアナのお気に入りだったセレクト・デザイナーたちが全面協力。「ヴェルサーチ(Versace)」やデザイナーのジャック・アザグリーが仕立てたドレスを始め、靴やバッグは「トッズ(Tod's)」「ディオール(Dior)」「ジミーチュウ(JIMMY CHOO)」、ジャケットやコートは「ラルフローレン(Ralph Lauren)」や「イエガー(JAEGER)」、ジュエリーは「ショパール(Chopard)」と、ダイアナのハイセンスなワードローブが再現されている。さらに、ダイアナが実際に着用した3着のドレスが劇中で使用されている。今回公開された劇中画像のドレスはその一つ。当時のダイアナが実際に身に着けたジャック・アザグリーがデザインしたシフト・ドレス。1997年6月3日、ロンドンのアルバート・ホールで開催された「ロイヤル・ガラ」の「白鳥の湖」の舞台鑑賞の際に着用したドレスで、翌日の新聞は一斉に、ミニスカートをはいたダイアナが車から降りてくる写真を掲載していた。彼女が愛した有名ブランドの協力で、報道で目にしたシーンだけでなく、世間が知らない彼女のプライベートなスタイルも忠実に再現されている本作。ファッション・アイコンとしてのダイアナを、改めて思い起こさせてくれそうだ。『ダイアナ』は、10月18日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。
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