長野県・八ヶ岳の麓で28年も前から続く夏の恒例野外イベント、「星空の映画祭」。高原にひと夏の間だけオープンする“天然の映画館”が今年も盛況となっているようだ。大型スクリーンを完備した八ヶ岳自然文化園の星空の下、毎年、各地から多くの映画ファンが集う、開放感とロマンチックな雰囲気で人気の野外映画祭。今年は、ヒュー・ジャックマンやアン・ハサウェイらが出演する感動作『レ・ミゼラブル』をラインナップに加わったこともあり、今年は昨年を超える盛況ぶりだという。さらに、もう一つの注目ポイントは、いま話題を集めているペルセウス座流星群。映画祭関係者からは「たくさん観測できています。天気がよければ、さそり座やいて座、夏の大三角形がよく見えます。また月の明るさにもよりますが、頭上には天の川が見えるチャンスもありますよ」という報告も。このロマンチックな雰囲気の中、心揺さぶる映画を楽しむ、まさに夏のデートに、家族旅行に、ぴったりのイベントとなっている。また、同映画祭では、35ミリフィルムでの上映にこだわりを見せており、『レ・ミゼラブル』のほかにもウディ・アレン監督のアカデミー賞受賞作『ミッドナイト・イン・パリ』、山村が舞台となる『おおかみこどもの雨と雪』、ジャッキー・チェンの迫力満天アクション『ライジング・ドラゴン』などの厳選作を大迫力の野外スクリーンで見ることができる。「星空の映画祭」は8月25日(日)まで開催。