7月26日から28日の週末全米映画興行成績(出典:Box Office Mojo)は、『X-MEN』シリーズの人気キャラクター"ウルヴァリン"をフィーチャーしたアクション大作第2弾『ウルヴァリン:SAMURAI』が興収5500万ドル(約55億円)で初登場1位に輝いた。日本を舞台にした原作でも人気のエピソードの映画化で、日本での本格的な長期ロケを敢行したことでも注目されていたが、オープニング収入では前作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』('09)の8505万ドル(約85億円)には届かない結果に。主演はおなじみのヒュー・ジャックマン、共演者に真田広之、TAO、福島リラ。前週首位のジェームズ・ワン監督ホラー『死霊館』は2位に後退したが1億ドル(100億円)の大台が確実な勢いは変わらず。そして3位の『怪盗グルーのミニオン危機一発』はついにアニメ作品としては6作品目となる3億ドル(300億円)突破を達成。拡大公開で圏外から10位にランク・アップした『Fruitvale Station』(原題)は、2008年の大晦日に白人警官に理由なく射殺された、無実の黒人青年の最後の一日を描いた、実話を元にしたストーリー。サンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭で受賞した実力に加え、もう一つの黒人青年射殺事件での、自称自警団員の被告に対する無罪判決で全米中が騒然となった日に公開という偶然のタイミングも重なり、本作への注目度が高まった。批評家からも高い評価を得ており、今年の賞レースでも注目の1本となりそうな作品だ。主演は『クロニクル』('12)のマイケル・B・ジョーダン。監督はこの作品が長編デビュー作の ライアン・クーグラー。順位は以下の通り。順位 タイトル 興収$ (累計$) 1.『ウルヴァリン:SAMURAI』 55.0M(55.0M) 2.『死霊館』 22.1M(83.8M) 3.『怪盗グルーのミニオン危機一発』 16.0M(306.4M)4.『Turbo』(原題) 13.3M(55.7M)5.『Grown Ups 2』(原題) 11.5M(101.6M)6.『REDリターンズ』 9.4M(35.0M)7.『パシフィック・リム』 7.5M(84.0M)8.『The Heat』 (原題) 6.8M(141.2M)9.『ゴースト・エージェント R.I.P.D.』 5.8M(24.3M)10.『Fruitvale Station』(原題) 4.6M(6.3M)今週末は、大ヒット・アニメ『スマーフ』の続編『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』とデンゼル・ワシントン&マーク・ウォールバーグ共演のバディ・アクション『2 Guns』が封切られる。
『グラディエーター2』『モアナ2』『ウィキッド』が米で大ヒット!感謝祭の週末興収が過去最高を記録 2024.12.2 Mon 13:45 11月28日にサンクスギビングデー(感謝祭)を迎え、ホリデーシ…