20時15分から、オープニング作品である『In the house(英題)』の上映後Q&Aの司会で登壇。監督のフランソワ・オゾンとは昨日じっくり話したので、もはや緊張もなくスムーズ。やはり慣れというのは重要ですな。僕の認識に間違いがなければ、オゾンは日本に数回プロモーション来日はしているものの、フランス映画祭は初めてのはずで、つまり観客を前にしたQ&Aを日本でやるのは初めてではないか?
僕はここでチョンボ。原題と邦題の差についての質問が出て(「前作『Potiche』が『しあわせの雨傘』になったことをどう思うか?」的な)、オゾン監督は「日本の配給会社を信頼しています」という答えだったのだけど、僕がそこで「ちなみに、今作の『イン・ザ・ハウス』は原題の『Dans la maison』の直訳なので分かりやすいですね」とコメントしてしまった。
『In the House』は(英題)と断っている通り、あくまで今回のフランス映画祭で用いる仮タイトルだった! Q&A後、配給会社さんに深くお詫び。
『In the House(英題)』は、ここ数年のオゾン監督の中でも会心の出来栄えであり、全キャリアを通じても最高の1本にあげたいくらい、面白いです。秋公開なので、是非楽しみにしてもらいたのだけれども、『In the House』というタイトルではないかもしれないのでご注意を! ごめんなさい!