『図書館戦争』で各種取材が進行中です。今度は僕ではなく、岡田准一さんや榮倉奈々さんへの本当の取材です。映画がつい先日完成したばかりなので、今がまさに絶賛取材中です。色々な雑誌やテレビ番組にこの二人が出ていくので、ぜひご期待下さい。で、ちなみに、完成した映画を観た僕の感想ですが、色々色々あるのですが、敢えて1語に凝縮するとコレになります。スゴイ!!とにかく本当にスゴイ!です!!こんな日本映画は初めて観ました。『図書館戦争』という物語を至極大雑把にまとめてしまうと、、国家による「検閲」が正当化されている時代に「好きな本を読む自由」を守るために生まれた自衛組織「図書隊」での隊員達の日々の奮闘を描いた物語ということになるかと思うのですが、ここにラブ、アクション、コメディ、青春、自由、感動といった様々な要素が絶妙にブレンドされていて小説で読むとそれらの要素はすんなりと入ってくるのですがこれが映画になるとどうなるんだろうと思っていたら…ラブ、アクション、コメディ、青春、自由といった要素が本当に絶妙なバランスでブレンドされていて最後は大感動!というありえない映画になっていました。脚本も読んで、撮影現場も見て、ラッシュ(音効が入る前の編集段階の映像)も見てそれなりに「これはすごいものができるぞ…」という期待はあったのですがすみません、僕がまだまだ浅かったです。遥かに僕の想像を凌ぐ映画が誕生していました。今でもエンディングを思い出すと鳥肌が立ってしまいます。佐藤信介監督、スゴすぎる…。原作者の有川浩さんも一緒に映画を観ていたのですが、映画観終わったあとに号泣してトイレでずっと泣いてしまっていて、迎えに行ったプロデューサーにありがとうありがとうと泣きながら御礼を言ったそうです。御礼を言われたプロデューサーも泣いて、それを聞いた監督ももらい泣きするという奇跡のような事が起こっていました。(もちろん僕も泣きました)そして有川さんから溢れ出た言葉でとても印象的だったのは「これは映画を観てから本を読んでもらってもいい」という言葉でした。原作者から映画への賛辞としてこれ以上のものはないですね。そりゃ監督も泣きます。これだけ素晴らしい作品を授かったわけなんであとはとにかく一人でも多くのお客様にこの映画を観てもらって、僕が味わったような感動を味わってもらう、です。俺、燃えてます。(炎)【2013.3.12】