先日「学生キャリア通信」というフリーペーパーの取材がありました。取材といっても『図書館戦争』の岡田准一さんや榮倉奈々さんではなく、受けたのは僕です。映画業界の特集をしてくれるらしく、各社の宣伝マンに取材するとのことだったので僕に問い合わせがあり、すぐに快諾させてもらいました。取材に立ち会うのも面白いのですが、自分で取材を受けるのもこれまた楽しいものです。映画業界のことであれば一応10年以上は費やしているのでそれなりに偉そうなことも言えちゃうんで、なお楽しいと(笑)。インタビュアーは大学生たちでした。決められた質問をやや緊張しながらしつつ、でも一生懸命こっちの話を聞いてくれていたのでこちらも話しやすく、ありがたかった次第です。監督や俳優さんの取材でもそうなんですが、やはりインタビュアーって大事なんですね。質問の投げ方や答えの受け止め方一つで取材の展開も変わるし雰囲気もガラっと変わります。たまに取材時にインタビュアーがあまり上手くない人だともうこっちが代わりに訊いてあげようかと思ってしまうこともあったりするんですがそういう意味では今日のインタビューは学生たちが一生懸命訊いてくれてこっちも気持ち良くお話できたので、良いインタビューだったと思います。後世畏るべし。やはり大事なのは未来を担う若者たちです。このフリーペーパーを読んで若い人が少しでも映画業界に興味を持ってもらえたら幸いです。【2013.310】