パティ・スミスのソウルメイトとして知られ、1989年に42歳で世を去った伝説の写真家ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)の展覧会が2月1日(金)から西武池袋本店で開催される。会期は2月14日(木)まで。本展では、1970年代からメイプルソープが取り組んだ「Flowers」に焦点を当て、彼としては珍しいカラー作品9点を含む、100余点の作品を展示する。花が朽ちてゆくプロセスの中で輝く、命のクライマックスのフォルムやマッス(塊)が「完全なる瞬間」として切り撮られた作品たちが見せる官能的な表情は、多くのアーティストやファッションデザイナーたちにインスピレーションを与えてきた。メイプルソープは、1946年ニューヨーク生まれの写真家。17歳から24歳までブルックリンのプラット・インスティテュートでグラフィックアート、絵画、彫刻を学んだ。在学中、詩人で歌手のパティ・スミスと知り合い共同生活を開始。やがてニューヨークで映画と写真を撮り始め、その後、美術コレクターのサム・ウォグスタッフに見出され、強力な後ろ楯を得て異端児として写真界に登場。花などのスティルライフ、ヌード、セルフポートレイトなどモノクロ写真が有名。1988年にはニューヨークのホイットニー美術館で写真家としては初めて大規模な回顧展が開催。日本では1992年に回顧展が巡回開催されている。また、7階催事場で開催中の「チョコレートパラダイス」には2月1日よりパティシエ 辻口博啓がメイプルソープの感性を表現した、300個限定のオリジナルショコラ(2,400円)がスペシャルパッケージ入りで登場。その他、会場内スペシャルショップでは、東京コレクションブランド「ヤストシエズミ」のデザイナー 江角泰俊や、アディダスやリーバイスなどのプロジェクトを手掛けるデザイナー 倉石一樹によるオリジナルコラボ商品も販売される。【展覧会情報】ロバート・メイプルソープ flowers写真展会期:2013年2月1日(金)から2月14日(木)会場:西武池袋本店 別館2階=西武ギャラリー開場時間:10:00から20:00 ※入場は閉場の30分前まで※最終日2月14日(木)は、当会場のみ午後6時にて閉場入場料:一般・大学生500円(高校生以下無料)※「クラブ・オン」「ミレニアム」カード会員はカードの提示で入場無料