カンヌ映画祭もいよいよ終盤。コンペティション部門で『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督の『The Paperboy』(原題)が上映され、ニコール・キッドマン、ザック・エフロン、マシュー・マコノヒー、メイシー・グレイ、ジョン・キューザックらが会見を行った。映画は、人種偏見の強い1969年の南部を舞台にしたミステリーで、殺人犯(ジョン・キューザック)の婚約者に扮するニコールと、彼女に恋してしまうザックの激しいラブシーンも話題を集めている。ニコールとの年の差を意識しないかと聞かれたザックは「そんなことは全く感じなかった。ニコールを始め、素晴らしい先輩たちと一緒に仕事ができて、本当に嬉しかった」と語った。また、刑務所の面会室で、ジョン・キューザックに言われるがまま、エロティックな行為をするシーンに関してニコールは「全く恥ずかしいとは思わなかった。どんなにひどい男であっても、彼を拒絶できない彼女の行為としては当然だから」と、さすがの女優魂を見せた。特集:第65回カンヌ国際映画祭http://blog.cinemacafe.net/special/120510/あなたが観たいのは?「カンヌ映画祭」投票http://www.facebook.com/cinemacafenet/