綾瀬はるか主演で人気を博した同名ドラマを映画化した『ホタルノヒカリ』のプレミア試写会が5月23日(水)、都内で開催された。「恋愛するより家で寝ていたい」。そんなグータラ生活を満喫する“干物女”ことホタル(綾瀬さん)の新婚生活を描いた本作。この日はなんと、会場となったラフォーレミュージアム原宿にピンク色のゴロ寝スペース&枕が用意され、女性客120人がジャージ姿でビールを飲みながらゴロ寝して映画を観るという前代未聞の“干物女限定”試写会! イベントに参加した綾瀬さんも「すごいですね。驚きました!」と満面の笑み。そして「みなさんに支持されるのは嬉しいし、いいですよね、干物女(笑)。私も干物女です!」と宣言していた。原作は少女コミック「Kiss」(講談社刊)で連載されていた、ひうらさとるの人気漫画。ドラマ版は2007年7月より日本テレビで放送され、平均視聴率13.7%、最高視聴率17.3%と高視聴率を獲得。ホタルの性格や生活スタイルに共感する女性が続出し、2010年7月に続編にあたる「ホタルノヒカリ2」が放送され、こちらも高視聴率。今回満を持して映画化された本作はドラマで結婚というハッピーエンドを迎えたホタルと“ぶちょお”こと高野部長(藤木直人)が新婚旅行先のイタリア・ローマで珍道中を繰り広げる。綾瀬さんはイタリアでのロケをふり返り「思い出はやっぱり、本場のパスタですね」と乙女心全開。「カラスミのパスタに、カルボナーラ…。それにトマトのパスタもおいしかった」と語ったが、パスタを堪能した分「(衣裳の)ウェディングドレスがどんどんキツくなってしまって」と苦笑いも。また、現地で撮影に関わった男性スタッフについて「イタリアの方はボディタッチがすごく多いなという印象。それがまた、さりげないんですよぉ」とはにかむ場面もあった。「スケールも大きいし、心が温まる作品」と“まさかの映画化”に自信のほどをうかがわせた綾瀬さん。「うちではゴムのものしか履かないし、部屋の定位置についたら、トイレ以外動きません!」と自身の干物ぶりもしっかりアピールしていた。『ホタルノヒカリ』は6月9日(土)より全国東宝系にて公開。