映画『マイウェイ 12,000キロの真実』に短いシーンながらも出演している大人気K-POPグループ「KARA」のニコルが、1月10日(火)に都内で開催された試写会にサプライズで登場! 開演前にはスタッフに扮して観客にチラシを配るという極秘任務も成功させ、詰めかけた観客を驚かせた。映画は数奇な運命を辿り、日本とソ連、ドイツという3国の軍服を着ることになった2人の男たちの友情と過酷な旅路を描き出す。ニコルは劇中、この日行ったのと同じように人々にパンフレットを配る少女役で少しだけ登場し、セリフも発している。司会者が客席にタネ明かしをし、KARAの曲に乗ってニコルが登場すると、驚きと大歓声が沸き起こった。当初、チラシ配りの際に観客に気づかれ、騒ぎとなったらニコルは即退場することになっていたが、黒ぶちのメガネをかけ、スタッフと同じ黒いジャンパーを羽織ったニコルに観客は全く気づかずチラシを受け取っていた。ニコルはしてやったりという表情で「成功しました。目が合ったのに全然、気づかれなくて楽しかったです」と満面の笑み。初めて体験する映画の現場については「大きなスケールとディテールを気にする姿を見て大変だなと感じ、一生懸命頑張らなきゃと思いました。緊張しましたが、周りにいた監督やスタッフ、俳優のみなさんがすごく優しくて良くできたと思います」とふり返った。舞台挨拶に出席したカン・ジェギュ監督は、元々ニコルの母親と知り合いだったそうだが、ニコルのことはあまり知らなかったそうで「もし日本でこんなに人気があると知ってたら、もっと出番を増やしたのに」と残念そうに語り、会場を笑いに包んだ。ニコルはこの映画の現場を体験したことで「私もいつかは演技がしたい、魅力的な作品を作りたいと思った」と女優業にも意欲をのぞかせる。報道陣からどんな役をやりたいかと尋ねられると「自分と同じ年頃の役がやりたい」と語ったが「ハリウッド進出は?」という問いには大爆笑。「それは難しいかな…夢のようなことですね」と語った。最後にニコルは「私のように戦争を経験したことのない若い人に観てほしい」と呼びかけ、笑顔で舞台を後にした。『マイウェイ 12,000キロの真実』は1月14日(土)より全国にて公開。