ヒュー・ジャックマン主演の映画『リアル・スティール』に出演する子役のダコタ・ゴヨが11月30日(水)、揃って来日中のショーン・レヴィ監督と共に記者会見に出席。スペシャルゲストとして芦田愛菜も来場し、“日米実力派子役”の揃い踏みとなった。才能あふれるボクサーだったがロボット格闘技の時代に生きる場を失ってしまった主人公が、赤ん坊のころに別れて以来初めて再会した息子、スクラップ同然に捨てられていた旧式ロボットと共に人生を取り戻していく姿を描く。東京ディズニーランドに遊びに行くなど、初めての日本を満喫している様子のダコタ。最初に出演が決まったときの様子について「最後のオーディションでヒュー・ジャックマンと顔合わせをして3日後くらいだったんだけど、信じられない気持ちだったよ。夕食中だったけど、びっくりして床に転げまわったよ(笑)。だってスピルバーグ(製作総指揮)の映画に出られるんだから!」とふり返った。レヴィ監督は「オーディションで何人かが候補に残ってたんだけど、スピルバーグと話したら『どの子も素晴らしい才能を持ってるけど、演技力だけではない特別な何かを持っている子がいるはずだ』と言われたんだ。その後でダコタに会ったとき、スピルバーグの言っていたことが真実だったと分かったよ」とその才能を絶賛した。父親役を演じたヒューについてダコタは「本当にナイスガイで優しい。みんなが言っている通りだったよ。僕にとっては憧れの人でウルヴァリン(ヒュー演じる『X-MEN』シリーズに登場するキャラクター)も大好きなんだ」とニッコリ。あのかっこいいヒューが劇中ではダメな父親を演じているが、レヴィ監督は「スクリーンに映る彼は本当に魅力的だけど、今回はダメな父親役。でも、観ている人が応援したくなるような男なんだ。途中でダコタに意地悪をするようなシーンがあるけど、ヒューは『ちょっと意地悪すぎないか?』って心配してた。『大丈夫、キミをひどい奴だなんて思う観客はいないよ! こうするからその後のシーンが引き立つんだ』って説き伏せたんだ(笑)」と明かした。ヒュー以外に憧れの俳優としてジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオの名を挙げたダコタ。「将来はマーヴェル作品や西部劇にも出たい!」と夢を語った。最後の報道陣用の写真撮影では、人気絶頂の愛菜ちゃんが花束を携えて登場。英語で「初めまして、芦田愛菜です」とキュートに挨拶し、さらに「私も一緒に戦っているような気持ちになりました」と感想を語った。これには監督は大喜びで「続編があったらぜひ愛菜ちゃんに出てほしい」と早速ラブコール。愛菜ちゃんは満面の笑みを浮かべ、実際に撮影に使われたロボットの前でダコタ、レヴィ監督と並んでファイティングポーズを取った。『リアル・スティール』は12月9日(金)より全国にて公開。
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