ディズニー/ピクサーの最新作『カーズ2』が7月30日(土)に公開を迎え、日本語吹替え版でメーター役の声を演じた“ぐっさん”こと山口智充が都内劇場で舞台挨拶を行った。全世界でヒットを記録した『カーズ』の続編となる本作。マックィーンとメーターの最強コンビがアメリカを飛び出し、日本、イタリア、フランス、イギリスを巡るワールドグランプリに参戦する。会場からの「ぐっさーん!」という呼びかけで登場した山口さん。頭にはメーターのぬいぐるみを乗せ、アロハシャツは『カーズ2』模様。このシャツは「(本作監督の)ジョン・ラセターにもらったもので、ピクサーの一部のスタッフしか持ってない、日本には1枚しかないもの。(劇中では)日本の描写もあるんですが、向こうのスタッフが書いたのか『ゴーゴー! 止まれ』ってある。どっちやねん(笑)!」とハイテンションでまくしたて、会場を笑いに包んだ。前作に続いてのメーター役だが「1作目をやらせてもらって、そのときから絶対に『2』があると思っていた」と語り、さらに「日本で盛り上がれば『カーズ3』もあるはず。そのときは僕が直接、ジョン・ラセターに交渉します!」と意欲を見せた。また、この日は“夏”をテーマに得意の声帯模写を披露。さらには会場の観客にセミの声のものまねのコツを伝授し、そこに“金魚屋”、“ひぐらし”、“打ち上げ花火”など、夏の風物詩を次々と加えて、客席全体を巻き込んで声だけで「夏」を表現。子供たちも含め600人での圧巻の声帯模写の成功にご満悦だった。『カーズ2』は全国にて公開中。