絵本を原作にしたアニメーション映画『おまえうまそうだな』の完成披露試写会が9月26日(日)に開催され、上映前にボイスキャストを務める女優の原田知世、人気子役の加藤清史郎、そして別所哲也による舞台挨拶が行われた。草食のお母さんに育てられた肉食恐竜のハートが、肉食であるがゆえに群れから離れて生きることを決意した矢先に小さな草食恐竜に出会い、父親と勘違いされて懐かれてしまうことから起こる様々な事件、二頭の交流を温かく描いた本作。原田さんに続いて登場した清史郎くんは恐竜の着ぐるみを着ており、客席からは一段と大きな歓声がわき起こった。清史郎くんは「(原作の絵本の)『ティラノサウルス』シリーズを読んでて大好きだったので、(声優が)決まったときは『やったー!』と大騒ぎしました」と笑顔で語る。清史郎くんのしっかりした挨拶に隣りの別所さん、「しっかりしてますねー、店長」と驚いた様子。原田さんも「甥っ子と姪っ子が楽しんでくれるような作品になればいいな、と思いましたが、その甥っ子と姪っ子に、清史郎くんと共演すると言ったら『いいなぁ』と言われました」と笑顔で明かした。草食、肉食という言葉が何かと使われる昨今だが、壇上の3人はというと「肉は大好きなので肉食です!」(清史郎くん)、「野菜が好きなので草食で(笑)」(原田さん)、「肉なしでは生きていけない肉食です! この体を見ていただければ分かるでしょうが…」(別所さん)とそれぞれ回答し、会場の笑いを誘った。さらにこの日は“スペシャルゲスト”として、全長3.5メートルで大きな鍵爪を持った恐竜ラプトル(の精巧な着ぐるみ)が登場! 観客の多くを占める子供たちの中には、その恐ろしさに思わず泣き出してしまう子も! 清史郎くんも驚きの表情を浮かべつつ、最後はラプトルが清史郎くんを食べようとするかのようなアングルで記念撮影が行われた。『おまえうまそうだな』は10月16日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。