映画『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』のヒット祈願イベントが8月26日(木)、縁結びの神社として知られる東京・千代田区の東京大神宮で行われ、主演の深田恭子、共演の椎名桔平、監督を務めた劇作家の鴻上尚史氏らが巨大絵馬を奉納した。3人は、同所を訪れるファンに向け、巨大絵馬に恋愛成就のアドバイスを書き込み。深田さんは「『恋』は『美』の一番のビタミン この映画をみてステキな恋をしましょう」と綴り、「恋は女性がきれいになる一番の秘訣」とニッコリ。「良い出会いに!」と書いた椎名さんは、「いい出会いがないと不満を持つ前に、いい出会いになるようがんばって、という意味」と前向きに説いてみせたが、司会者から「ではどうしたらいい出会いと出会える?」と突っ込まれ、「そこまでは分かりません」と苦笑い。鴻上氏は「ダメなときはすぐ次へ行く」と書き、「苦しんでいてもしょうがないのでダメなら次へ。『恋愛はバス停みたいなもの』ってスペインの諺にありますが、待っていれば次の恋が来る…って嘘ですが」とシレッとした表情で虚言。会場の笑いを誘った。一方で、切ない意味合いのサブタイトルにちなみ、胸にキュンとくる言動について聞かれ、深田さんは「目を見てストレートに想いを伝えてもらえたら一番嬉しい。結構ベタなことをしてほしい。海とかで叫んでほしい」とウットリした表情。対照的に椎名さんは「僕は違っていて、コソッと言われる方がいい、『好きよ』って」と照れ笑い。鴻上さんも「男は叫ばれても困るよねぇ。コソッと言われるのがいいね」と同意見だった。本作は、かつて恋愛ドラマの女王として称えられながらスランプに陥った脚本家・谷山(深田さん)と、谷山の新担任に抜擢されたダメなTV局の制作プロデューサー・向井(椎名さん)が、局の命運をかけたスペシャルドラマのシナリオ作りに奮闘するラブコメディ。映画『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』は9月25日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネセゾン渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。